希望は時として絶望以上に残酷だったりする。
別の雑誌に投稿したことで俺の作品が入選を獲った…
ということには本当に驚いた。
「雑誌によって評価は異なるから色んな所に持ち込んだ方がいい」
という意見はよく耳にしていたが
正直そんなことは信じていなかったからかもしれない。
大抵、一人に見せてダメなものは何人に見せてもダメな筈だ。
しかし、まさかわが身にそういうことが起きるとは思っても見なかった。
本当に大袈裟だけど、まるで神様が
「もうちょっとだ、頑張れ」と引き返す俺の背中を引いてくれたような、
そんな気さえした。
なんてことだ…これから就職活動に本腰を入れようとした矢先に…。
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