「霊の出入り口だった俺の部屋」「パソコンの画面に…」俺が体験した怖いこと20選!

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16:六:2011/08/21(日) 18:36:55.21 ID:7UbQV4bd0
「パソコンを消すと不細工な男が映るんだけど、霊かな?」というネタがあるが、
自分もそれにならってパソコンを消した後の黒い画面をじっと見たことがある。
お世辞にも整ってはいない自分の顔が、当たり前に映って苦笑したが、

肩のあたりに、後ろから覗き込むようにしている、見知らぬ男の鼻から上が映っていた。

それ以来黒い画面はなるべく見ないようにしている。

17:七:2011/08/21(日) 18:43:16.90 ID:7UbQV4bd0
小学生の時の工作の時間。
隣の席の子と協力して一つの物を作る、という授業があった。
お菓子の箱でロボットを作ろう、と二人で決めて、
俺はハサミで箱を切っていた。

と、何かの拍子に指を切ってしまって、指の腹から結構な量の血が滴り落ちた。

俺は泣きそうな顔で、というか半べそをかきながら先生を呼ぼうとした。

すると、
一緒に作業していた隣の女の子が、「ちょっと見せて」と言って、
俺のケガした指の腹、血が噴き出しているところを、彼女の手でギュッと握った。

そして、その手を開くと、血はおろか、キズ自体が完全に消えていた。
「ないしょね」と女の子は俺に「シー」のポーズでお願いした。

俺はただアホみたいに「ありがとう」と繰り返して、ロボット作りに戻って熱中した。
今、このことを誰かに話しても信じてもらえない。
その子を探そうにも、顔も名前も忘れてしまった。

18:八:2011/08/21(日) 18:48:50.88 ID:7UbQV4bd0
朝、目を覚ますと隣に全く知らない子供が寝ていたことがある。
寝ぼけた頭で子供を揺り起しながら「おい、誰だよお前」と声を掛けると、
子供はうっすらと目を開けて、俺の顔を少しの間見つめると、また目を閉じて眠り始めた。
俺もこれは夢だと思って二度寝すると、再び起きたときには子供は消えていた。
そこであることを思い出す。
ガキの頃、朝起きると全く知らない部屋の、
全く知らないベッドで、知らない男に起こされる夢を見たことを。

今でも、あのとき子供を叩き起こして、絶対にパソコンとネットに手を出すな、
と説教しとけば良かった、と思う。

19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/21(日) 18:53:46.43 ID:vaX+j6LZ0
>>18
これおもしろいな


20:九:2011/08/21(日) 18:54:53.00 ID:7UbQV4bd0
図書館に行ったときのこと。
ある本棚の前で、ちょうど頭の高さにあった分厚い本を抜きとってみた。
すると、本があった場所の隙間から向こうの景色が見えたのだが、
その隙間からじっとこちらを見ている人がいた。

思わずひっ、と声を出して、とっさに持っていた本を元の場所に戻した。

俺がずっと本を取るのを待っていたのか?変質者か?と思いながら、
ドキドキとうるさく響く心臓を落ち着けていると、あることに気付いた。

自分が今いる本棚は、部屋の端っこに置かれた物。
この本棚、壁にくっついている。
もう一度本を取り出す勇気は無かった。

22:十:2011/08/21(日) 19:12:14.51 ID:7UbQV4bd0
隣の部屋のカップルに悩まされた時期があった。
安いボロアパートなので、壁が薄く、隣の音が筒抜けになる。
いわゆるギシギシという音とアンアンという音にも参ったが、
それに加えぺちゃくちゃと男女のおしゃべりがうるさくてうるさくて敵わなかった。

それが深夜の3時や4時に響いて来るときは本当に参った。
ある夜のこと、俺がぐっすりと安眠していると、突然隣からギシギシと音がし始めた。
更に、今度は男と女がバカ笑いを始めたのだ。
俺の部屋に響くギシギシ音と笑い声。

完全に目が覚めてしまった俺は、
もう我慢ならんと思って抗議に行こうと部屋のドアへ向かった。

が、部屋を出て行く直前にあることに気付いた。
笑い声が何だか不自然なのだ。

無理に笑おうとしているというか、声を出そうとしているというか、
会話の途中の笑い、というには余りに長いし、調子もおかしい。

今夜はそういうプレイか?とも思ったが、
ギシギシという音もなんだかいつもより不規則なリズムで
時折バタンバタンという音も混じっている。

抗議に行こうかどうかためらっていると、やがて段々音が大きくなり、
ついに壁がドンドンと叩かれるようになった。

何だか急に怖くなり、聴こえないフリをしながらベッドに戻って
必死で目をつぶって寝ようとしていると、
壁から「チッ」と舌打ちが聴こえ、それっきり音が聴こえなくなった。

大家に相談した所、隣は空き部屋だった。