まあそんな感じで給食のカレーぶちまけた事件を俺のせいにされたり
俺の描いた絵をビリビリに引きさかれたり
トイレ掃除のとき排水を頭からぶちまけられたりする日々を過ごす
その間俺の支えになったのはネットと小3からはまった軍事、そして野球中継だった
小5から受験をして中高一貫校に入る
親族が喜んでくれたのは嬉しかった
小6ですこし待遇がまともになったと思いきや卒業式練習の頃から苛められ、卒業式でも苛められた
そして卒業式後に家に直帰しようとしている途中厨房二人組に絡まれてボコボコにされる
その後2週間ぐらい引きこもってネットやってた
有難い事にダンシングおにぎりとか暇を潰すにはもってこいの時期だったのだ
小4くらいに見始めた2chのAA長編にこのころドはまりする
世界制服をたくらむモララーとかマターリ銭湯とかどうなったんだろうな
初めて書き込んだのは確かシベリア板のAAキャラクターが料理するスレだった
そのあと中学に上がる
いきなり自己紹介ですべる俺
前日『面白いこと言おう・・・人生を変えよう・・・』とか眠れずに考えていたが出て来た言葉は
「よろ・・・ウィック、ししし、くッ・・・オネシャスコポォプヒィ」
みたいなもんだった
そして早速クラスのDQNどもに目を付けられる
女子には何故か毛嫌いされる、まあ外見のせいだけど
そして俺は友達の作り方も分からなければコミュニケーションも取れない
下校時も一人で帰る
そして四月も中盤になった頃
俺はぼっちになっていた
これでは話が終わってしまう
しかしご安心なく、俺はやっぱり苛められていた
流れでサッカー部に入部したが俺は運動が出来ない
しかも常に俯きがちで態度もはっきりせず、話していても面白くない
要はキモかった
そしてサッカー部にはクラスのDQNが沢山在籍していた
そうなるのは自然の摂理ともいえる
毎朝教室に行くと机が倒されている
そして泥だらけ
その泥を払い落として着席すると、デブがおもむろに近づいてきて、俺の襟首を掴んで立たせる
『お前どうして生きてるの?』
さて、涙目になりながら制服を直して着席すると、後ろから消しゴムが飛んでくる
次はシャーペンによる近接攻撃が来る
それを耐え抜くと次は休み時間である
例のデブとワックスつけた奴らがニヤニヤ笑いながら寄って来て俺を取り囲む
そして殴られる、俺が泣き出す
泣き出すとDQNどもは奇声を上げて脚を繰り出す
そんなこんなで授業を終え、部室へと向かう
部室ではニヤニヤ笑った例のデブが待ち構えている
俺を取り囲む面子はワックスから丸刈り眉削りになる
かばんを滅茶苦茶にされ、泣きながらグラウンドに行くと遅刻している
優しい先輩や監督からも怒られ、悔しくて泣き出すと『泣いたら許されるとでも思ってるのか!』と怒られる
まあこれが一ヶ月毎日続けば嘘泣きだと思うわな
合宿でもこんな感じで結局部活は俺の安全地帯ではなかった
売店に行くとき部屋のみんなは一緒に行くのに俺だけ置いてかれる
洗濯機を一緒にやる相手がいないので洗えない
泣く泣く俺は最終日まで雨と汗と泥に塗れた練習着を着続けた
さて、学校生活は順調だった
部活と休み時間に苛められる
そのストレスで成績が悪いので先生に怒られる
休み時間は安全でないので授業中に居眠りする
先生に怒られる
先生からの信頼をされに失う
俺はバカだったので妙なプライドがあり、苛めの事は報告しなかった
ここでも俺の支えとなったものがあった
もなちゃとというものが当時流行っていたのでそれをやっていた訳だ
ネットでの友達も出来た
ある日突然ログインしなくなって縁が途切れたが
その後はもっぱらパソコンで遊んだ
叔父からもらったいわゆるゲーミングパソコンである
エンパイアアースとかシムシティとかやってた
CODは4までPCでやった
そしてパソコン以外の趣味も出来た
小学校から続く軍事と、中学から始めたアニメである
うたわれが確か始めて見たアニメだったと思う
軍事はありがちな第二次大戦時のドイツ軍から入り、その後ヴィシーフランス軍にはまった
微妙に厨二病が出ていたので図書館でドヤ顔で借りたペタン関係の本をいくつか読んだ
ポーズなので内容はほとんど覚えてない