51:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 22:43:38.47ID:EucgsDBJ.net
私は山の不動が好きだ。だけどラオウの方がもーーーっと好きだ。
という訳で、私は不動との会話を早々に切り上げた。
しかも話を聞いていたら不動は関西の駐屯地勤務らしく、銀座には観光で来てたらしい。
完全に恋人やパートナーではなく、ワンナイトラブの相手を見つけに来たのだろう。ご苦労な事だ。そんなんだからお前はラオウに殺されるんだよ。
Bの存在を忘れていた。
Bは完全に壁の花になっていた。
飲み物片手にぽつんと立ち尽くしていた。
どの会場でも話し下手な方や消極的な方は男女関係なくいて、控え目なBもまたその内の1人だった。
53:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 22:45:31.15ID:Pi3bjxYA.net
ナイスガイモに見えた…
54:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 22:46:27.97ID:vZXd5uRk.net
読んでるよ
56:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 22:54:06.19ID:EucgsDBJ.net
読んでる人ありがとう。
遅くてごめんね。
三人でしばらく話していると、バイキングのピザやパスタを口いっぱいに頬張りながら初めに気になっていた宮川大輔大輔似の男性がニコニコしながらやってきた。
ピザが好物らしかった。
中石「なんや宮川、お前痩せる言うてなかったかw」
宮川「ピザ美味しくてwww止まんないッスwww」
どうやら中石と宮川は連れ同士のみたいで、その後四人で話し込んで二次会に行った。
二次会では私は中石にロックオンされてほとんど宮川とは話さなかった。
Bは宮川とずっと話していたが、宮川もB同あまりおしゃべりが上手ではないようで、二人の間にはしばしば沈黙があった。
57:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 22:55:16.49ID:8+fp3/o9.net
宮川良いやつそう
58:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 22:58:49.08ID:EucgsDBJ.net
誤字多いけど心の目で見てほしい。
その後中石と一応宮川とも連絡先を交換し、そのまま別れて私はBと一緒に帰った。
帰りの電車でBに宮川の印象を聞いてみた。
私「宮川さんどうだった?優しそうじゃない?」
B「まぁ優しいんでしょうけど…」
私「けど?(あまり良くなかったのかな)」
B「年も結構離れてたし、会話が辛かったですね…」
私「そっかぁーしょうがないね」
Bは23歳で、宮川は30歳だった。
私は年の差を全く気にしないタイプだが、Bはこの年の差がネックだったようだ。
二次会でもあまり会話が弾んでなかったし、縁がなかったと思ってその時はそれで終わった。
59:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 23:02:09.39ID:gaFsDVt+.net
文章能力高いから普通に見れる
60:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 23:02:41.24ID:EucgsDBJ.net
私は中石と連絡を取り合っていた。
今度また四人で飲もうと中石に誘われた。
私はそれを承諾し、Bに連絡を取ったが仕事が激務らしく飲み会にはこれない。
なので変わりにAを呼ぶことにした。
ちなみに蛇足だが、この飲み会の幹事を中石は宮川にぶん投げており、同じく女側の幹事である私と宮川は必然的に密に連絡を取り合うようになってしまう。
つまり……仲良くなってしまう。
私ははじめから宮川が気になっていたので、それはそれで美味しかった。
62:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 23:09:35.05ID:EucgsDBJ.net
なんやかんやあってAを迎えて改めて四人でののみかいが開かれた。
しかしここで中石がやらかす。
当時私は鎖骨まである髪をおろしていたのだが、隣にいた中石にはおろした髪をかく仕草などが気に入らなかったのだろう。
結構な声量で「髪ぐらい縛ってこいやぁ!!!!」と叫ばれた。
場は一瞬凍る。
中石はしまった、という顔をしていた。
酔っていたのもあるのだろう。普段から怒鳴る立場にいる仕事の癖がこんな所でつい出てしまった、という印象だった。
私はすぐにおどけて「はぁーい♪分かりましたー♪」と言った。
中石の言いなりになるつもりはなかったが、この場にいる宮川やAに罪はない。場の空気を悪くしないように私は髪をゴムで縛った。
心の中で「中石ねぇーな」と言って確信した。
そのあと、私は中石に縛った髪を見せてしつこいぐらい「かわいい?ねぇかわいい?かわいいよね?」と聞いた。
中石は気まずそうに頷くだけだった。ざまぁみろ。
64:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 23:13:34.52ID:EucgsDBJ.net
そして中石と宮川と別れ、私はAとファミレスでお茶という名の報告会を行った。
私「どうだった~?」
A「いや~実は私…他に好きな人いるんですよね」
私「バッ!!!!!!(小エビのカクテルサラダを吹き出す音)」
初耳だった。
ていうかそれ先に言えよ。知ってたら誘わねーよ。
お前も私に気使って参加すんなよ。
ほんっっっといい子だな。これで処女とか天使かよ。
63:名も無き被検体774号+@\(^o^)/: 2016/02/25(木) 23:11:41.62ID:vZXd5uRk.net
うわぁ…