26: 名無しさん@おーぷん 2014/07/04(金)22:17:08 ID:DJ9qQQei7
気が付くと深夜一時。いつの間にか寝てしまっていたようだった。
もうオバチャンも寝ただろうと脱出を決行。
鞄を持ち、玄関に忍び足で向かう。
一歩…また一歩……。心臓の鼓動だけが響いた。
「なにをやっているの?」
ビクゥッ!!もうね……死んだと思ったね…
27: 名無しさん@おーぷん 2014/07/04(金)22:17:27 ID:DJ9qQQei7
横を見るとダイニング扉の隙間からオバチャンがニタニタと正座してこちらを見ていた。
まさか……ずっとここで監視していたのか……。
体から血の気がサッーーと引いていく。
オバチャン「まさか帰るなんて言わないわよね?」ニタニタ
ここで俺はパニックになった。
うわぁあああああ!!!なんて叫びながら奥へ走り出す。
ケン君の部屋には人が出られる大きさの窓なんかない。
家の階段を思いっきり駆け上がる。
ドタドタドタドタ!!扉が目の前に見えた。開ける。真っ暗。
電気を探し明かりを付ける。パッと周りが明るくなると、
その部屋にはぬいぐるみ、人形がぎっしり。超絶怖い!!
そこで立ち往生していると、
「キャキャキャキャキャ!!!」みたいな叫び声部屋の奥から聞こえた。
そこに目をやるとそこには頭がすごくデカく、目玉が飛び出しそうな人間?のような物がいた。
俺と目が合う。
「ヒャッヒャッヒャッヒャッ!!!!」
怖すぎた。漏らした。気持ち悪かった。
パニックになり、窓を開けて二階から飛び降りた。
痛みは感じなかった。恐怖がそれに勝りすぎていた。
そのままダッシュで家に帰宅。その日は寝れなかったし、足がめちゃくちゃ痛くなってきて、翌日病院に行ったら左足が折れていた。
その後そこから引っ越してもうそこには二度といっていない。行きたくない。
最後に見たあれはなんだったんだろう。
終わりです。