借金を抱え苦しい生活をしていた母子を励まし続けた「一杯のかけそば」の話しが心に響く・・・

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「幸せの2番テーブル」の物語の由来を知っている仲間達のこと、

互いに口にこそ出さないが、おそらく今年も

空いたまま新年を迎えるであろう「大晦日10時過ぎの予約席」をそっとしたまま、

窮屈な小上がりの席を全員が少しずつ身体をずらせて遅れてきた仲間を招き入れていた。

海水浴のエピソード、孫が生まれた話、大売り出しの話。

賑やかさが頂点に達した10時過ぎ、入口の戸がガラガラガラと開いた。

幾人かの視線が入口に向けられ、全員が押し黙る。

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