酔った勢いで先輩と…→そこからまさかの!!

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664 :607: sage New! 2005/10/17(月) 15:57:03 ID:KP2yiLVO0
「・・・」固まる俺に由香さんが言った。
「今日(も)、うち誰もいないんだよね。遠慮することないよ。あがってよ」
裕美が笑顔を振りまきながら手招きをする。
おい、おい大丈夫かよ?なんかおかしくないか?いくら同じ学校とは言え初対面の男を家に誘うか?
今ならキャッチセールスとかねずみ講って疑うだろうけど、昔はそんなのなかった。
いや、あったかもしれないが俺の住んでいる地方にはそんなのはなかった(はず)。
ちょっと不安に思ったけど、バス代を払ってここまで来たんだし、女二人になら勝つ自信もあったので
俺は覚悟を決め階段を上っていった。ちらっと上を見ると裕美のスカートの中が見えた。
って言っても膝の少し上が見えただけだけどね。それでもちょっとドキッとしたね。

666 :607: sage New! 2005/10/17(月) 16:08:12 ID:KP2yiLVO0
玄関を抜け(いい匂いがした)、二階にある由香さんの部屋へと。
ってゆーか由香さんちデカッ!玄関も普通の家の2倍ぐらいはあった。しかも吹き抜け。
俺の友達(っていってもお宅訪問したこのとなる友達)はみんな社宅だったし、持ち家の友達も一人か二人いたけど
みんな普通の広さの玄関だったから、由香さんちの玄関の広さにはびっくりしたね。
二階へと行く階段も、一つ一つの階段の高さが低い。それだけに階段としての距離が結構長くゆったりとしている。
階段を上りきると脇に大きな花柄の壷(花瓶かな?)があって、ドラマに出てくるハイソな家みたいだった。
ちらっと見る限り、二階には部屋が4室か5室ある模様。
一番奥から二番目が由香さんの部屋らしい。まず由香さんが入って電気のスイッチを入れた。
蛍光灯と裸電球しか知らなかった俺はまたもやカルチャーショックっす。
部屋の真ん中に馬鹿でかいシーリングライトがあって、部屋の四隅と真ん中に埋め込み式の電球(?)があった。
はい?ここって個人の家ですか?ってぐらいショックを受けたね。

667 :607: sage New! 2005/10/17(月) 16:18:24 ID:KP2yiLVO0
それと一番目立つのはこれまた馬鹿でかいベッドっす。
今でこそ(ラブホで)見慣れたキングサイズのベッドがどかんと鎮座していますよ。
しかもすぐ寝れる様にちょっとまくられてます。
普通、人を部屋に招待するとき「ちょっと、ちらかってるから待っててね」ってはにかみながら言うジョノカがいて、
「別に気にするなよ」って強引に部屋に入ろうと男との間で萌え~なドラマが繰り広げられるもんだが、
そのドラマは由香さんには当てはまらない。だってぜんぜんきれいなんだもん。
きれいって言うか、生活感がない。そりゃ高校生の女のらしい部屋ですよ。
定番のぬいぐるみはあります。ベッドに2,3匹、部屋のコーナーのいすの上にも1,2匹います。
でもなんか違うんだよねぇ~。どっかのモデルルームみたいな感じだね。

668 :607: sage New! 2005/10/17(月) 16:28:36 ID:KP2yiLVO0
裕美は慣れたものでキングサイズのベッドへとダイブです。
それに続けと俺もダイブ。
なんてできるわけもなく、部屋の入り口でまたもやぼーっと。
「何してんのよ?座りなよ」自分ちでもないのに裕美が言った。
「あっ、はい」どこへ座っていいのか分からない俺は、入り口近くに座った。
「なんでそんな離れたとこに座ってるの?もっとこっちにおいでよ」
しつこいようだが、自分ちでもないくせに裕美が言った。
立膝の体勢でじりじりと部屋の中央へと移動する俺。
その間由香さんはクローゼットを開け、お召し物を物色中。
その場の雰囲気に呑まれちょっと上品は言い回しをする俺。

669 :607: sage New! 2005/10/17(月) 16:41:06 ID:KP2yiLVO0
自分の分と、裕美の分の着替えをもって由香さんは部屋を出て行った。
少しして裕美が「ちょっと待っててね」と言い、これまた部屋を出て行った。
よっしゃ~!誰もいなくなったな!この部屋は俺の制圧下にある!俺がルールだ!
はい、皆様お待ちかねのタンスめぐりのお時間がやってまいりました。用意はいいですか?
光の速さでクローゼット、タンスを手当たり次第に開ける。
俺には時間がない。メロスよりも時間がない。気ばっかりあせる。
焦っているせいか、タンスがうまく開かない。ガタガタ言うばっかり。
やばい、この音でばれる。落ち着こうとすると余計に焦る。
力任せに思いっきり引っ張る。引き出しが開いた瞬間、目に眩いばかりの光が差し込んできた。
あぁ~ついに由香さんの下着ご開帳で~す。
ざっとみると白が多いです。ふむ、想像どうりだ。可憐な由香さんには白が似合う。
引き出しを全部引っ張りだし、奥を見るとなっなんとそこにはぁ~~~!やっぱりきた~~~!
夢のゴールドクロスです(黒だけど)。かぁ~やっぱ由香さんももう高校生だ。
いつまでもブロンド(白)じゃないよな~。

670 :607: sage New! 2005/10/17(月) 16:46:02 ID:KP2yiLVO0
俺は手前にあったブロンズクロスを手に取り、そっと匂いが嗅いだ。
左手にブロンドクロス、右手はゴールドクロスを触りながら恍惚の時をすごす。
あぁ~至福のときだ~。俺はこの時の為に生まれてきたんだ。
幸せを噛みしめるように一層息を大きく吸い込む俺。
とここまでは脳内での行動です。
腰抜けな俺がそんなこと出来るわけもなく、俺は1mmも動くことなく二人が帰ってくるのを待った。

671 :607: sage New! 2005/10/17(月) 16:58:01 ID:KP2yiLVO0
ガチャガチャ。
部屋の外からコップ同士がぶつかる音がしてきた。
「おっまたせぇ~」元気よく裕美が入ってきた。
うん?ちょっとまて貴方手に持ってるのはなんですか?
妙な雰囲気の中身が見えない瓶がありますね。馬鹿な俺でもそれぐらいの英語は読めます。
「NAPOLEON」と書いてナポレオンと読みます。はい、正解ですか?読み方あってますか?
ってゆーかそれ酒じゃん?しかもブランデーじゃん?更に高級な酒じゃん?
「はっ!?先輩それ酒じゃないっすか?どうするんすか?」
「どうするって、どうすると思う?」裕美が言った。
「・・・もしかしてそれ呑むんですか・・・?」恐る恐る俺は聞いた。
「はい、正解~」妙に明るいテンションで答える裕美。もう酔ってるのか?

673 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:02:18 ID:KP2yiLVO0
正直に言います。俺、酒飲んだことありません。
ぜんぜん呑んだことないってわけじゃないんだけどね。
親父の飲んでるビールの泡をなめたりしたことはあるけど、本格的に呑んだことなんてなかったし。
今の高校生と違って当時酒呑むのって流行ってなかったんだよ。
なんでって?みんな貧乏だったから。タバコ買うので精一杯だった。
この時俺、びびってたよ。だった未知なることへの挑戦でしょ?
しかもあんま知らない人と。ちょっとやばいかなって思ったね。

674 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:08:59 ID:KP2yiLVO0
「あの、先輩?」
「なに?」氷をグラスに入れながら裕美が返事をする。
「俺、酒飲んだことないんすよ」かっこつけてもしょうがないんで俺は正直に言った。
「えぇ~っ!?ほんとに!?全然?」
「いや、一口ぐらいは飲んだことありますけど・・・」ちょっと強がって言ってみた。
「そっかそっか。何事も経験だよ経験」
いえ、経験するのはいいんですけど、なんで先輩達と呑まなきゃいけないんです?
こうなった状況もイマイチよく分からんし。疑問に思った俺は聞いた。
「なんでこんなことになってるんですか?俺よく分からないんですけど?」
「ホント君は考えが硬いなぁ~。君はなにか理由がないとなんも出来んのか?」
「・・・いえ、そういうわけじゃないっすけど・・・」
ってゆーかマジ、裕美もう出来上がってるのか?妙にテンションが高いんですけど?

676 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:17:36 ID:KP2yiLVO0
「じゃいいじゃないか。今日は呑んで語ろう!」
相変わらず『じゃ』ってのがよく分からないし、なにを語るのかもよく分からない。
メダパニってる俺をよそに裕美は水割りを作っている。
由香さんはというとぬいぐるみを抱きながら、俺の方をみてにっこり微笑みなにやら頷いている。
「?」その微笑みの意味が分からない俺の手に、裕美がグラスを押し付けてきた。
「じゃみんなで乾杯しますか?なにに乾杯する?」俺を見ながら裕美が言った。
えっ!?俺に聞いてるの?なんで?びっくりして表情を俺をみて由香さんが言った、
「先輩と後輩の親睦の為にでいいんじゃない?」
なんだそりゃ?と思ったが他にいい言葉も思いつかないので俺はグラスを掲げた。
「くわんぱぁ~い!」
ガチャガチャ。グラスがぶつかる音がした。
二人ともなぜか一気飲み!場の雰囲気を乱すわけにもいかずつられて俺も一気飲み!

677 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:25:53 ID:KP2yiLVO0
かぁっ~!喉が焼けるような感じがした。
しかも思いっきりむせた。鼻からナポレオン状態。
ちょっと鼻に逆流し、鼻がつぅ~んとする。まじ鼻の粘膜が痛いです。
先輩達、超笑ってます。
「そんなに無理しなくていいんだよ?」やさしい由香さんの言葉。
「やっぱ君っておもろいね」毒舌な裕美の言葉。
いつの間にか新たな水割りがテーブルの上に。
先輩達はまたも一気飲み。マジ!?この人たちなに?
ってゆーか実はこれカラクリがあったんすよ。
先輩たちの水割り、実は超薄いの。ほとんど水なんじゃないかな?

で、俺のは超濃いの。1:1ぐらいじゃなかったかな?
その時はそんなこと考えてなかったし、最初の一杯でてんぱった俺は
なぜか、負けじと思い先輩達と呑み比べ。

678 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:31:54 ID:KP2yiLVO0
昼ごはんを食べた後何も食べてなく、まさにすきっ腹状態。
しかも初めて本格的に飲む酒。更に超濃いブランデー。
途中から意識なくなってたね。その泥酔状態の中、俺は裕美の勧めで家には電話をしてたらしい。
「今日はぁ~友達の家に泊まってきまふっ」と中学生の妹に言ってたらしい。
我が家は放任主義のためそのへんは自由だったし、まったく問題はなかった。
妹もお兄ちゃんが壊れながら電話をしてきたとは言ってなかったみたい。よくできた妹だ。

679 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:39:59 ID:KP2yiLVO0
後で先輩達に聞いたんだが、なぜか俺はエビの話しをずっとしていたらしい。
なぜにエビなんだろ?いまだによく分からん。特別エビがすきってわけじゃないし。
いつの間にか俺寝てたみたいなんだよね。
どれぐらい寝たんだろ?なんか突然はっとして目が覚めた。
暗がかりの中見慣れない天井がまず目に入った。えっ!?ここどこ?
起きようとして体を起こすと、かけてあった毛布がずり落ちた。
しばらくぼーっとする。しかしまだ酔っているため考えることが出来ない。
ってゆーか考えるのがめんどくさい。酔いで気も大きくなってるし頭もぐわんぐわんするし。

681 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:52:07 ID:KP2yiLVO0
その時俺の視界になにやら不思議な物体が。
しかも俺と同じ毛布に入ってる。
えっ!?なに!?なんか見てはいけないものが俺のそばにいるの?
酔っているため正常な思考が出来ない俺。
しばらくぼーっとしているとその物体が話しかけてきた。
「ヒロ君どうしたの?」
ヒロ君?えっ?誰?もしかして別れたと思っていた彼女が?
振られたのは夢だったってこと?まったくとんちんかんな考えをする俺。

682 :607: sage New! 2005/10/17(月) 17:53:05 ID:KP2yiLVO0
ごめんなさい、続きは明日書きます。

693 :607: sage New! 2005/10/18(火) 13:42:01 ID:DiASLHUJ0
今日完結できるか分からないですけど、精一杯がんばって書きます。
まどろっこしくてごめんなさい。もう少しお付き合いしてください。

694 :607: sage New! 2005/10/18(火) 13:54:06 ID:DiASLHUJ0
今ではとんちんかんな考えと思うけど、この時は酔っていたこともあり
振られたってのは夢だったって本気で思ったと思う。
「うんっ?どうもしないけど?」俺は横に寝ている物体を確かめることもなく(だって彼女だと思ってたし)
もそもそと毛布の中に潜り込み、腕枕をするつもりでその物体を抱きかかえた。
じゃ(いかん裕美の癖がうつったみたい)起き抜けにチューでもすっかと思ってその物体に顔を近づけた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
俺の目まさに ・ ・? 状態(↑ 目が一杯ってことじゃないからね)。

695 :607: sage New! 2005/10/18(火) 13:57:59 ID:DiASLHUJ0
ちょっと待て。いくら酔ってるとはいえ自分の彼女(元だけど)の顔は判別できる。
俺の彼女(元だけど)も可愛かったけど(振られたのにおノロケっ!?)今、俺の前に
いる人はもっと美人に見える(公子ごめん。振られた彼女に脳内で謝る俺。やっぱ腰抜け)。
しかもなぜかブロンズクロス(白下着)の肩ひもが見えてまぁ~す!
固まることしばし。
「どうしたの?なんで固まってるの?」
その物体が俺に言ってきましたよ。しかもハスキーな声でっ!こんちくしょ~!
やったね!由香さんばんざぁ~いっすよ!
当時、この時点ではまだ由香さんって気づいてなかったけどね。だって俺泥酔状態だったし。

698 :607: sage New! 2005/10/18(火) 14:09:55 ID:DiASLHUJ0
抱きかかえている俺の胸に手のひらを押し当てるようにして由香さんが言った。
「ヒロ君、大丈夫?無理するからだよ」
えぇ~っと、ちょっと待ってくださいねっと。状況を判断しますので。
今日は文化祭の役員会があってぇ~、駅のホームでタバコを吸ってたらぁ~
女の先輩に声をかけられぇ~の拉致られぇ~の
えっと・・・そこからなんだ?俺は必死になって考えた。
しかし考えるだけ無駄たった。だって俺中ボスの「ナポレオン」にメダパニ食らわされて
その効果がまだ解けないんだもん。しかも今俺の隣にはブロンズクロスの女戦士がいるんだもん。
何も考えられねっつぅ~の!

699 :607: sage New! 2005/10/18(火) 14:31:15 ID:DiASLHUJ0
状況的には、メダパニくらってさらにパルプンテくらった状況って言えば想像できるかな?
更に言うと、俺のLvはまだ2ぐらい。そんな状況でそんな高級魔法食らったらどうなるか分かる?
もういっちょ言うと武器はおなべのふたとひのきの棒しなかい。
ファミコンを少し蹴飛ばしちゃって画面が全く動かない状況を忠実に模写して
いるように微動だにしない俺。ってゆーか金縛りにあったみたいに動けなかったよね。

700 :607: sage New! 2005/10/18(火) 14:37:58 ID:DiASLHUJ0
やっと呪縛から解き放たれた俺が最初に発した言葉はこれだ。
「はひゃ?」(本当は「はい?」って言いたかった)
「くすくす」状況が飲み込みないけど、可愛い女の人が笑ってるのだけは理解できました。
怖いものを見るように、首を前に出しそのブロンズクロスの女戦士を見ようとした瞬間
首に腕が巻きついてきました。
「!?」今起きてることがまったく理解できない。
「本当、大丈夫?」ハスキーな声が頭に響く。あぁ~素敵な声だぁ~。
そういいながら、由香さんは腕に力を入れやさしく俺を引き寄せた。

701 :607: sage New! 2005/10/18(火) 14:43:14 ID:DiASLHUJ0
唇に忘れかけてたなんとも言えない柔らかい感触が。
鼻から深く息を吐こうとしたと瞬間に、俺の唇にまた別の柔らかい感触のする物が割り込んできた。
軽く唇を開き、由香さんを受け入れる(酔っててもできるもんだね。これってもう本能?)。
由香さん、超キスがうまい。由香さんの舌が俺の口の中でせわしなく動く。
動いたかと思うと、こんどは軽く吸う。これが超気持ちよかった。
初めて経験するキスの感触(当時、チューって表現はなかったのであえてキスと言うよ)。

702 :607: sage New! 2005/10/18(火) 14:49:04 ID:DiASLHUJ0
酔ってても勃つものは勃つ。
この時俺の下半身、膨張率すでに110%。
条件反射で自然と手が動いた。
背中に手を回し、その手を徐々に下へと移動させる。
そうするとそのうち、ちょっとつるつるする感触が手に伝わってきた。
はい、そうです。ブロンズクロスです。小ぶりのお尻を円を描くように動かす。
ピクンッ。由香さん、感度良好ですな。

705 :607: sage New! 2005/10/18(火) 14:56:27 ID:DiASLHUJ0
因みに、俺この時すでに脱チェリーですので。
っていっても元彼女としか経験ないけどね。
「あっ・・・」ハスキーな声の由香さんの艶っぽい声。
くぅ~!もうこれだけでご飯3杯はいけそうな衝撃があったよ。
どうしてこうなってるかよく分からんが、もうここまで来たらどうでもいっしょ!?
相手が誰であれ、ここがどこであれ、今何時でももうどうでもいい!
俺は下半身に負けないぐらい、固い決意を胸に秘めた(行動に移してるから秘めてないけどね)。

707 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:03:28 ID:DiASLHUJ0
由香さんを組み敷くように、動きやすいようにちょっと体勢をかえ、いざ突撃。
今でもそうだが、この状況に持ってくるのに時間がかかる。
いったん布団に入ってしまえば、後はもう俺の独断場。誰にも遠慮はない(って当たり前か)。
由香さん顔を持ち上げ、再びキス。最初は軽く唇を噛む。
ちょっと唇をなめ、舌を軽く差し込む。この時、俺もしかして酒臭いかな?
って思ったけど、ゲロ吐いてないから大丈夫だろっていいように脳内変換。
俺の拙いキスのテク(って言うほどのものかなorz)では由香さんに太刀打ちできないっすよ。
さっきも言ったけど、マジで由香さんキスがうまい。
今考えても由香さんのキスのテクは俺の経験の中でも1,2を争うぐらいだ(3人しか経験ないけど)。

708 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:14:24 ID:DiASLHUJ0
ねっとりとまとわりつくような、潤った唇の感触が超心地いい。
初めて経験するバキュームキス(そんな言葉あるんかいな?)。
触ったわけじゃないから分からんが、たぶんこの時俺、フライング汁一杯出してただろうな。
と~っても長いキスをし終わったとき由香さんが聞いてきた。
「ねぇ~?私、誰だか分かる?」
いえ、正直言ってよく分かりません。なんてばか正直に答えるわけにもいかず
「んっ?・・・分っかりますよ」と半笑いで答える俺。

709 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:20:24 ID:DiASLHUJ0
「本当にぃ~?」
俺の心を見透かすように少し笑い声交じりに言う由香さん。
「じゃ、誰か言ってみて?」
『じゃ』ってお前、もしかして裕美かよ!?って当時は思わなかったけどね。
「えっ?いや~・・・」ヒロユキがんばれ!世界中がお前を応援してるぞ!
思い出せ!どうにかして思い出せ!マインドコントローラーのカズイも応援してっぞ!
人は自分の能力の30%しか使用していない。残りの70%の能力を引き出すこのができる。
それが北斗神拳。
あぁ~失敗したぁ~!ちゃんとジャンプを毎週読んでおけばよかったよ!

712 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:27:33 ID:DiASLHUJ0
「本当はよく分かってないんでしょ?」
いえ、由香さんそれは違います。よくじゃなくて全く分かってません。
その時、まじ奇跡が起きたね。どうしていいかわからず視線を泳がせている俺の目に
神様からの贈り物が届いたよ。由香さんの机の上に写真たてがあったのよ。
その写真の人物と、今俺に腕枕されている人はどうみても同一人物。
しかも、その写真たてに由香&裕美ってマジックで書かれているじゃないですかぁ~!
やったね。名前判明しました。どっちが由香か裕美か分からないって思うでしょ?残念でした。
マジックで矢印つきで書かれてました。
「分からないわけないじゃん。由香さんでしょ?」酔っているのでタメ口な俺。

714 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:31:39 ID:DiASLHUJ0
満面の笑みで由香さんが抱きついてきました。
あぁ~由香さんいい匂い。我が家のエメロンのリンスとは違ったいい匂いが漂ってきます。
どうやら俺がぶっ潰れている間にお風呂に入ったようです。
「あったり~♪よかった。知らないって言われたら悲しかったよ」
由香さん萌えぇ~っす。その少し不安げな言い方、超かわぇ~っす。

715 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:38:16 ID:DiASLHUJ0
「ねぇ~ヒロ君、もう一回キスしよっ?」
ええ、いいですとも。一度と言わず何度でもしますとも。
俺の答えを待つまでもなく、さっきと同じように優しく俺を抱き寄せる由香さん。
唇にキスをするのかと思ったら、俺の頬にキスをする由香さん。
「うん?」って思うより早く、由香さん俺の顔中にキスの嵐を浴びせます。
こんな嵐なら大歓迎~!
「ちゅっ、ちゅっ」何度も何度もかわいらしい音がする。
くすぐったいような気持ちいいような、なんとも言えない心地いい感触に包まれる。

716 :607: sage New! 2005/10/18(火) 15:45:00 ID:DiASLHUJ0
あぁ~安らぐなぁ~と思っていると、やっと唇に独特の感触が伝わってきた。
唇で俺の唇を優しく挟んだり、少し噛んでみたりする由香さん。
とどめにお得意のバキュームキス。これが大人にキスなんだぁ~と少し感動。
不意に由香さんが俺の右手を掴んだ。
なんだろ?意味が分からない俺はとりあえず由香さんの手を握り返した。
由香さんはその手をずりずりと自分の胸へと移動させた。そして一言。

720 :607: sage New! 2005/10/18(火) 16:00:59 ID:DiASLHUJ0
「ちっちゃくてごめんね・・・」
由香さんのその言葉がなぜか心に響いた。
なんで謝るの?自分がいけないことをしてるみたいでなんか悲しくなったよ。
「えっ?」別に聞こえなかったわけじゃないんだけど、俺はなんて答えていいのか分からずそう返事をした。
由香さんは聞こえなかったんだと思い再び言った。
「私、胸ちいさいでしょ?」
由香さんの胸に手をあてたまま、俺は返事をした。
「そんなことないっすよ」
正直言うと確かに小さなとは思った。でもまるっきりないわけじゃない。
カップで言うとA´って感じだね。

721 :607: sage New! 2005/10/18(火) 16:07:29 ID:DiASLHUJ0
「ありがとう。ヒロ君って優しいんだね」小さく答える由香さん。
あぁ~もうホント、どっちが年上か分かんないよ!由香さん超々々々可愛いっすよ!
その言葉で俺に火が点いたね!もう俺のこの心の業火は消せないね!消火器がないと消せないね!
ってずいぶんしょぼい業火だなって一人突っ込みをしつつ攻撃開始っす。
由香さんの胸に手を置いたまま、キス攻撃。
ぬっ!くっ!敵(由香さん)の応戦がすごいです。キスでは太刀打ちできません。
こっちが撃沈されちゃうよ。ほんとマジで。

722 :607: sage New! 2005/10/18(火) 16:12:37 ID:DiASLHUJ0
胸に置いた手を、乳房を包むようにして揉みしだく。
「・・・うんっ・・・うんっ・・・」由香さんって全身性感帯なの?反応よすぎなんですけど?
反撃の激しい唇攻撃を止め、由香さんの耳たぶをハミハミ。
ビックン!
こっちがびびるぐらいの体全体を使っての由香さんの反応。
耳たぶが弱点なの?しつこく耳たぶをハミハミする俺。
体をくゆらせながら反応をする由香さん。