今度は隣の302号室へ。
インターホンを押してみる。しばらく待つ・・・ここも反応無し。
もう1度押して出て来なかったら日を改めよう
そう思った矢先。
インターホンのマイクから「ガチャ」っという音がした。
続けて「はい」という声。
若い女だなと分かる。
28: :2008/06/17(火) 06:31:23.39 ID:
「あの、今日から隣に越してきた二宮と申します。引っ越しのご挨拶に参りました」
そうインターホンに向かって言うと、ガチャリとドアが開いた。
第一印象で年下だなと思った。
どうやら部屋でくつろいでいたらしく、化粧はしていなかった。
それでもどことなく整った顔をしているのがわかる。
>28
wwwすごいなお前。一行目なんかそのままじゃん。
お前続き書くか?
30: :2008/06/17(火) 06:33:52.43 ID:
一応コテにしとく
「今日隣に越してきた二宮です。引越しのご挨拶に伺いました」
女性は慌てた様子で
「すみません。すぐに出ます」と答える。
別に慌てなくていいのにな・・・。
そんなことを思いながらドアの前で待っていた。
1分程度待つとドアがガチャリと開いた。
なぜか半開き・・・。チェーンから覗いているのに気づく。
女性はこちらの顔を伺いながら「はい」と言った。
33: :2008/06/17(火) 06:41:32.02 ID:
そうか。女性はこれくらい用心しなきゃいけないよな。
物騒な世の中だもん。
「向かいに越してきた二宮です。引越しのご挨拶です。これどうぞ」
俺は母親が用意してくれた箱を出した。
女性は一旦ドアを閉めチェーンを解除してドアを開いた。
「わざわざありがとうございます」
この時女性の全身が初めて見えた。
ドキッとした。可愛かった・・・。正直言って好みのタイプだった。
小さくて少し丸い顔。大きな目。髪は黒くてショート。
身長は小柄だがトレーナーでも分かるほどの大きな胸。年齢は20歳前後だと思う。
俺は少し緊張した。
35: :2008/06/17(火) 06:48:06.68 ID:
「これつまらない物ですが・・・・」改めて箱を彼女に差し出した。
「どうもすみません」女性は箱を受け取ってニコッと笑った。
やっぱり可愛い。
女性は
「私は引越しのご挨拶しなかったな。でもちゃんとするべきですよね」
意外にも話掛けてきた。
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