【人生史上最強の大恥】女オタクがオフ会で体験したゾッとする話・・・

S子と時にはSkypeで打ち合わせしながら共同で作成した16Pほどの全年齢向けギャグ漫画本は、贔屓目抜きに見ても素人作品の割にはそこそこ面白いものだった
S子が「イベントに持っていく本のサンプルです」ってそのうちの4コマ漫画の1つをTwitterにアップロードしたら100RTはゆうに超えた
S子のフォロワーや私のフォロワーたちが「絶対買いに行きますね！」ってリプライをたくさんくれたこの時には私が女性だということがなんとなく察せられてたように思う(これは関係ないけど創作活動を共同でやってるのは女性が多い気がする)
もちろんカラオケオフの時のフォロワーたちも「絶対行きますわｗｗ」とか言ってきた
「ありがとうございますー取り置きして待ってますｗ」って返信した
S子には心配されたが、大丈夫、とだけ言ったらもう何も言われなくなった

そうしてイベント当日 155cm45kgになっていた 痩せてはいないがもう前みたいに汚らしいデブではなかった
セミロングの茶髪を内巻きにして赤のリボンでハーフアップにした
白のブラウスに淡いピンクのスカートに白のファーのついたコート、靴は赤い5cmくらいのヒールが入ったパンプス カバンも赤
ビッグサイトは乾燥がひどいとS子に聞いていたので念入りに保湿をして、一番コンプレックスだった目をぱっちりさせるようにメイクをした
S子からは事前にサークルチケット(サークルが準備をするために開場前に入場するのに必要な券です)を受け取っていたため、現地集合ということになっていた相当緊張しながら国際展示場駅に到着
Twitterのアカウントを作り変えてから初めて私がオフラインに出る日だったのもあるし、純粋に本がどれくらい売れるか読めなかったのもあった
フォロワーの取り置き30部ちょっとと周りのサークルさんに挨拶に渡す分を含めて、持ち込んだのは100部
発注する時に100は多いと思う、と反対したが、S子が「売れ残ったら絶対Twitterで買ってくれる人いるし自家通販すればいいと思う、それでも余ったら次のイベントで既刊として持ち込める、残らないより絶対いい」ってやたら強気だったのでS子に従った
事前にRTとかで結構話題になっていたとはいえ、その人達がみんな買いに来てくれるかといったらそれは絶対に違うと思うし、不安しかなかった