嫁「…っ、っ…う、う……」
俺「ごめんね。この前、同僚の女の人が、ちょっと仕事のことで聞きたいことあるって」
俺「外で話してたんだけど、あんまり長居できなくて」
俺「ちかくだったから、ついうちでくつろいでもらおうと、呼んじゃった…ごめん」
俺「ほんと、お茶してかえっただけだから」
嫁「じゃあなんで寝室の枕についてたの…」
俺「……」
俺( )
俺「はい……んー…あー…」
俺「ちょっと横に、横になりたいって、その疲れたから」
俺「仮にもほら、休日にさ、わざわざ仕事のことで」
俺「そう、仕事のことで!! 時間つかって、ほら。あれじゃん」
俺「がんばってる(?)みたいな感じだったから、眠くなったんだろうよ」
俺「ちょっと目離したすきにね、ベッドで横になってて…」
俺「おいーかえれよーそこおるの嫁さんばれたらやばいってーw みたいな事いってたんだけど」
俺「あー…ごめんな、俺掃除すべきだったわ」
俺「ほんっっっとに反省してる!!」
嫁「そう……仕事で…」
俺「うん!!! ほんと仕事!!」
俺「俺の班、ちょっとスケジュール混んでて、休みでも打ち合わせしなきゃいけなくて」
嫁「ふたりきりで」
俺「ふ、ふたりきり…なんだけど、その、たまたま他の奴はちょっと予定厳しくて」
嫁「仕事なのに?」
俺「仕事なんだけどーーーー、まぁそこまで超優先ってほどでもないんだけど」
俺「どうせお前あの日いなかっいし、俺も時間もてあましてたから、
ちょっとじゃあ先に進めちゃおっかみたいな感じで」
俺「打ち合わせね。したんですわ」
嫁「ベッドで」
俺「いや、ベッドは違うっていまいったじゃん!! 昼寝!」
嫁「……」
俺(あれ……)
嫁「数えてたんですよ…私…」
俺「へぇ!? はぁ? ふぅ!?」
嫁「はは…」
俺(なんだこいつ…こわっ)
嫁「減ってました。1個減ってた、ははっ」
俺「え……何」
嫁「使ったでしょ。ねぇ。避妊具。なんで?」
俺「……」
俺「……」
俺「……っ!」
俺(オワタ。後始末は完璧だったのに)
俺(あ、やば。俺死んだわ)
俺(詰みです!!!)
俺(なんでこいつ数えてんだよ…やべーって)
俺(やべぇって。え…なんで)
俺「誠にもうしわけございませんでした!!」
嫁「へー、あたってた」
俺「!!?!?!?!?!?!?!?」
嫁「なんか減ってるような気はしたけど」
嫁「わからないよ? 数えてるわけないじゃん……そんなの」
嫁「はぁ……」
嫁「信じたくないなぁ」
嫁「やだなぁ…ほんとやだな」
嫁「死にたいよ…」
俺「ごめん……」
俺(俺も死にたい)
嫁「どうしよっか」
俺「……謝罪するしかないです」
嫁「でもそんなことされてもさ、しちゃった過去は消えないよ」
俺「……ごめんなさい」
嫁「その人はどうしてるの」
俺「……」
嫁「そっか。もう私のこといいんだ」
俺「ちがう…その時はたまたま魔が差して…」
嫁「魔が差して家に呼んで、魔が差してしちゃうんだ…」
嫁「おわりだね」
俺「嫌です…」
そのあと離婚して慰謝料ふんだくられました
子供いなくてよかったです
ほぼ実話なのでおもしろいオチはないです
同僚女には彼氏がいるので以降なにも関係はもってないです
女は怖いぞって話
おわり