39: 名も無き被検体774号+ 2013/05/09(木) 00:24:01.06 ID:13p7UWIs0
小走りからダッシュに変わったのはいいが、どうもさっきと様子がおかしい。
20分くらい走ってるのに、一向に入山地点に着かない。
ふっと前を見ると、なんか開けてるんだよね、そこの場所。すごく静かだった。
「あぁ、やっちゃった」って呟いたのははっきり覚えてるわ。
大きな木、その根元に不自然に開いた穴。
明らかにヒグマの巣だった。
画像は今描いたスケッチ
http://iup.2ch-library.com/i/i0913711-1368026611.jpg
41: 名も無き被検体774号+ 2013/05/09(木) 00:31:10.85 ID:Hw3iwiZe0
やっちまったな
42: 名も無き被検体774号+ 2013/05/09(木) 00:33:34.97 ID:iIcgBLLc0
押し倒して移動する生物っていえば熊か
45: 名も無き被検体774号+ 2013/05/09(木) 00:40:09.89 ID:6hrzO1jNO
巣穴にいてくれた方が良かったんじゃないの?
ヤツは山のどこかにいる
の方がコワイ
ヤツは山のどこかにいる
の方がコワイ
47: 名も無き被検体774号+ 2013/05/09(木) 00:54:07.95 ID:13p7UWIs0
なんとか巣穴から逃げれた俺は、すでに体中がへとへとに疲れていて、精神的にも辛かった。
そこで、比較的開けた場所を見つけたので俺はそこで野営をすることにした。
何で野営なんかするんだ、早く帰れよと言われるだろうが、身体がいう事を聞かないんだよ。無理だよあれは。
幸運な事にそこはラジオの電波もよかったので、ラジオの音量を最大にして夜を越す事にした。
辺りはもうほとんど辺りが見えなくなっていた、時間の流れが速かったんだと思う。
持ってきたおにぎりをほおばると、何だか母親を思い出して少し泣いた。
「うっうっ」と嗚咽が漏れていたけど、なんとか泣き止んでお茶を飲んでいた。
48: 名も無き被検体774号+ 2013/05/09(木) 00:57:46.82 ID:by1DPSTR0
クマには結局会わなかったの?
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