724 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2009/05/27(水) 21:45:19.29 ID:jlxvTS6i0
案外>>1の部屋の中まだにいたりしてな
隅のほうとか
726 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2009/05/27(水) 21:46:29.06 ID:b3w4256ii
>>724
襖を開けると…
739 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2009/05/27(水) 21:51:15.61 ID:HhZboe0/0
>>726
一人暮らしをしているフリーライターの女がいた。
女が住んでいるのはごく普通のオートロックのアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
仕事から帰ってくるとキムチや恋愛ジャンキーの位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた女は大学の友人に相談した。
女が「もしかして…元彼かな?警察に言うのが一番良いと思うけど…警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、友人は「…じゃあ仕事に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、もし元彼が部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った女は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま仕事へ行った。
仕事から帰ってきた女は焦った、久々に部屋に違和感がある、「これは期待出来る、マジで元彼写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない男がキムチと恋愛ジャンキーを持って部屋に入ってきたのだ。「…!!!!!!」ビビった女はすぐに友人に電話をかけた、「ヤッベー!写ってる写ってる元彼写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度はキムチの匂い嗅いでる…キメェ!!」今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、女は背筋が凍る思いだった。「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の元彼は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
女は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、そこでビデオは終わっていた。
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