【涙腺崩壊】間違い電話してきたBBAに会いに行った結果・・・

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16: 名も無き被検体774号+ 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:XGVb6a7K0
こんなことあるんだなぁー
しえん

 

17: 名も無き被検体774号+ 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:cG15Sdvf0
でも、どれだけ時間軸がずれていても変わらなかったのがタカシさんは短歌好きだった事
サークルか何かでタカシさんが婆さんに短歌を贈ったのがきっかけで交際が始まったとかで
「あの歌は~」とか婆さんに言われても答えられないのが悔しくて勉強した事もあった
ある日婆さんに「タカシさんが今私に歌を贈ってくださるとしたらどんな歌かしら?」と聞かれ
「梅一輪一輪ほどのあたたかさ、ですかね」と答えたら
「いやですわ、それは竹子が産まれた時に贈ってくださったじゃないですか」と笑って言い返されて
滅茶苦茶恥ずかしかった反面、それだけ記憶がしっかりしてるなら認知症治ってほしいと思ってしまった
18: 名も無き被検体774号+ 2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:cG15Sdvf0
認知症の中で婆さんが素に戻った状態で対話したのが二度程あった
それ迄タカシさんと話していた筈だったのにしばらく無言が続いたら
「失礼だけど、どちら様ですかね?」と聞かれたので「タカシですよ」と返したら「違う」と
でも、そこで何が起こっているのか説明するのも面倒だったし野暮だったというのもあって
「私の名前もタカシというんですよ。梅子さんの旦那さんと同じ名前ですから親しくさせていただけたんです」
と大ぼらを吹いてその場を流してしまった
結果的に「あらまあ、そうだったんですかー」と世間話が続き、やがて普段の認知症の状態に戻ってしまったが
今でもあの時の大ぼらは判断として間違っていなかったかどうか疑問に思う事がある

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