62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/28(水) 15:47:03.25 ID:LoN7PyEc0
引き込まれるような文章だ
いいぞ、つづけたまえ
63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/28(水) 15:47:04.03 ID:3VEZ6cK90
>息が切れてるのに、
俺に悟られないように息を呑みこんでるのもわかった。
いーい表現だ。
65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/28(水) 15:47:41.34 ID:mMuvWGNf0
…良い
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/28(水) 15:47:53.42 ID:JVB5yKBI0
理性が飛びかける瞬間てわかるだろうか。
脳みその中心がふわっとなって意識が半分薄れて、
他の誰かに操縦されてるような感覚だ。
気がつくと佐藤さんの肩を鷲づかみにしてキスしていた。
それまでにもそんな妄想しながらおカズにさせてもらうことが何度かあったから、
もしそんなことしたらもうダメかな、タイーホかな、なんて思っていたが、
その時はほんとに頭が真っ白で、
いつもの妄想じゃないと気づくまでにちょっと時間がかかった。
けど佐藤さんは抵抗しなかった。
気のせいか、佐藤さんは俺の腰に手を回してきた気がした。気のせいかもしれない。
唇が触れてるところに雨水とか佐藤さんの汗かがつたってきて、
冷たくてしょっぱい味がした。
面食らった佐藤さんの鼻息が直接俺の頭蓋骨に響いた感覚を、俺は今でも忘れない。
続きは次ページから!!