ヤクルトのお姉さんとキスした→その後・・・

【PR】Akogare


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/28(水) 15:44:21.88 ID:edyJwjoJ0
しっかし人生なにがおきるかわかりまへんなぁ

51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/09/28(水) 15:45:03.65 ID:JVB5yKBI0
しばらくたって、その日は蒸し暑く、梅雨も明けたというのに朝から土砂降りだった。
俺はもうアパートの階段を上がってくる足音で佐藤さんがわかるようになっていた。

「おはようございます、ヤクルトです~」
心待ちにしていたそぶりを見せないようにドアを開けると、ずぶぬれの佐藤さんがいた。
ワインレッドのレインコートを羽織っていても、前髪からはぼたぼたと雫が落ちていた。
こんな土砂降りの日にまで重いヤクルトの箱を積んで、
細い体で自転車をこいでやってきてくれた佐藤さんに、
俺は軽い感動のような感覚になった。

それ全部くださいと言いたかったが、俺にそんな財力はなかった。
俺はなけなしの金でヤクルト400とミルミルと野菜ジュースを
1カートン(?)ずつ頼んで、札を渡した。

「えー 今日はそんなにですかー? ありがとうございます~」
佐藤さんは腰のポーチからつり銭を探っていた。

夏場の雨降りは濡れるしカッパは蒸し暑いし大変だと前に聞いていた。
佐藤さんの鼻の頭に玉の汗が浮かんでいた。
息が切れてるのに、俺に悟られないように息を呑みこんでるのもわかった。

続きは次ページから!!