大学3年の時にリゾートバイトした時の恐怖体験。そこで見たものは・・・

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音を聞くことさえ辛かった。
つい昨日の朝に見た女将さんの姿とは、まるで別人の様になっていた。
そこから少し離れたところで俺達は坊さんに尋ねた。
憑き物の祓いは成功したのではないかと。

坊「確かに、あなた達を親と思い憑いてきたものは祓うことができたのだと思います。現にあなた達がいて、ここに臍の緒がある。しかし・・」

すると急にBが言ったんだ。

B「そうか・・俺が見たのは、1つじゃなかったんだ」

初めは何のことを言ってるのかわからなかったんだが、そのうちに俺もピンときた。
Bはあの時、2階の階段で複数の影を見たと言っていなかったか?

451: :2009/08/04 20:28:54 ID:

坊「1つではないのですか?」

坊さんは驚いたように聞き返し、Bがそうだと答えるのを見ると、また少し黙った。
そして暫く考え込んでいたかと思うと急に何かを思い出したような顔をして、俺達に言ったんだ。

坊「あなた達は鳥居の家に行ってください。そしてあの部屋を一歩も出ないでください。後で人を行かせます」

ポカンとする俺達を置いて、坊さんはそのまま女将さんのいる離れの方に走って行った。

俺達は急に置いてけぼりを食らい、暫く無言で突っ立っていた。
すると離れの方から、複数の坊さんが大きな布に包まった物体を運び出しているのが見えた。
その布の中身がうねうねと動いて、時折痙攣しているように見えた。

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