…なるほど、あいつのか。
部屋の鍵といい饅頭といい。あぁ見えてドジなんだな。
男『わかった、ありがとう。』
送信完了
学校
男友「おす」
男「おいっす」
女友「おはよ!」
幼馴染「おはよ…」
土産の件で、わずかながら言葉を交わすようになった。
たいした進歩だな。
遠足も終わり、テストが近づいている。
仮にも高校3年生。普段から勉強してはいるが、
テスト前はやはり気合いの入り方が違う。
男「さ、俺も勉強しないとな…」
男友「あぁ…」
女友「勉強会だよねっ!」
誰かこいつを止めてくれ
会場は何故か俺の部屋
幼馴染は女友に引きずられてやってきた。
男友「あぁん、わからん!」
男「どれ、見せてみろ」
女友「…??」
幼馴染「女友ちゃん、ここはね…」
てな具合だ。
俺は一応恥ずかしくない成績だから、多少余裕はあるんだ。
男「はい、おやつですよー」
女友「わぁい」
幼馴染「最後にこれ解いてからね」
女友「え、ぇぇ~…」
なんでそんな絶望的な表情をするんだお前は
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