確かに付き合えたらこの上ない幸せだろうな。
男「いや…別に…」
幼馴染「違う」
これは両者とも否定した。これは。
幼馴染「これからも、付き合うことはない。絶対。付き合いたくない。」
………
思考が、止まった
男友「そ、そうか…じゃ、この辺で…バイバイ」
女友「バイバイッ」
残された俺と、もう一人は無言だった。
部屋まで何を考え、どう戻ったか覚えていない。
どうやら夢を見ていたようだ。
あまりにもくだらない、妄想をしていたようだ
夏休みは、開けた。
俺は見事天王山に負けた。
それくらい、あの言葉は胸に突き刺さり、
今なお深く刺さりこんでいた。
女友「あ、もう…こんな時間…アタシ帰るね…!」
男「あいつ…帰るのまた早くなったな…」
男友「………」
男友の様子がおかしい
女友「はい、こちら756円になります!」
女友「はい、お釣りお確かめください、ありがとうございました!!」
女友「ふぅ…」
「レジ、空いてます?」
女友「あっ空いてますよー!」
そろそろ帰るか。
本屋で立ち読みを終える頃には10時を過ぎていた。
店員に注意されるまで熱中していたようだ。
歩きなれた街…コンビニでパンでも買おう。
「いらっしゃいませー」
女友「…あ…」
男「お前…学校から今までバイトしてたのか?」
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