82:名も無き被検体774号+:2013/10/28(月) 22:38:47.20ID:uYmy9ZYW0
近所の問題・・・
りょうはうまく乗り切った。って言うか・・・
ベタな妹設定。
「しばらくだけ厄介になる予定だったんですけど~」
なんて言ってやがった。
近所では兄妹で住んでいる事になってしまった・・・。
りょう「こんなかわいい妹なら大歓迎でしょ?」
俺「借金さえなければな」
りょう「・・・・(ムーっとした顔)」
みたいなやりとりはあった。
ま、綺麗系ですけどね・・・とは思ってた。
借金知る前までは口説こうとしてたこともあったしw
90:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 22:38:53.61ID:Hu1pFUwZ0
時間の空いた時に携帯やらPCやらでかき溜めてるから、文字の半角全角がバラバラになってるかも。ご勘弁願いたい。
美容院についてもう少し詳しく。
15000円かかるのは仕方ないとして、
美容院に行くのに現金を渡すのはどうかと。
だからと言って一緒に行くのもなぁ…。
結局賭けにでた。
あえて何も言わずにお金を渡した。
俺「これで美容院にいっておいで。女の子なんだから身だしなみも大事だろ?」
りょう「ん!いいの?」
「いいの?」の中には、美容院に行っていいの?の意味と、信用してもらっていいの?の2つの意味を感じられた。
俺「一緒に行くわけにもいかないしなぁ。」
りょう「じゃあ来週に行くよう予約するから、来週渡して!」
そうか、予約がいるもんなんだな…
92:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 22:43:03.15ID:Hu1pFUwZ0
そして翌週、午後から美容院の予約があり早めのお昼ご飯を部屋で食べてるとき。
りょう「ねぇ、美容院終わるころに近くにこれない?」
俺「今日は用事がないからいいぞ?」
りょう「じゃあ、4時頃にジャスコの駐車場で!」
りょうは出ていった。
時間に合わせて俺はジャスコに向かう。
待ち合わせした駐車場。休みの日は恐ろしく混んでいたけど、なるべく空いていそうな遠い所に止めた。
4時になって電話を入れることになっている。
俺「着いてるぞ~、いまどこ?」
りょう「あ、こっち混んでるからそっちいく~どこ辺り」
俺「(この辺り)の一番奥だ~」
りょう「わかった~、30分以上待ったんだからねっ!」
いや、時間きっかりだし・・・。
となりに白の軽自動車が止まる。りょうの車だ。
運転してるのは・・・誰?
93:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 22:44:54.90ID:z+1R5bUt0
はよはよ
87:名も無き被検体774号+:2013/10/28(月) 23:34:27.93ID:Xvg+18fVP
パンツ脱いだ
94:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 22:48:06.57ID:Hu1pFUwZ0
>>87
3年ぐらい脱いだまま待っててくれ。
りょう「やっほ~!ばっさりいっちゃった!」
俺「・・・!!!」
声にならない驚きの顔をしたと思う。
肩甲骨ぐらいまであった長さの髪は、うしろから首が若干見えるくらいまでの長さに。
そしてプリンだった髪の色が・・・真っ黒。
りょう「えへへへ~、さらっさらの黒髪~!惚れた、惚れた?」
テンションたけぇ・・・
俺「惚れた、惚れた・・・。借金ある女だって知らなかったらな」
このやりとり、うちらの間ではもうヒトネタになっていた。
俺「しかし、見方によってはちびまるこちゃんだよな。」
りょう「怒っていいところだよね????」
96:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 22:58:30.61ID:Hu1pFUwZ0
りょう「黒髪にして短くしたほうが、今後節約かなぁって思ってね!」
そんなこと考えてくれてたのか!!!!!
それと、もう一つ驚き。
りょう「はいこれ、おつり~」
7,000円とレシート。
俺「このお金・・・」
りょう「まけてもらっちゃった!だから返すね~」
正直言うと、お釣りが出た場合返って来ないかもと思っていた。ましてや、時間余ればパチンコ行くんじゃないかと思っていた。
ちょっと自己反省。
反省ついでに
俺「かわいくなったんじゃない?」
と褒めたが
りょう「俺君よりもっといい男にいってもらいたいなぁ」
俺「もう言わね・・・。」
りょう「ん~、ありがとねっ!」
いや、でも本当にかわいくなった。
98:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 23:00:06.04ID:Hu1pFUwZ0
この日、返してもらったお金で初めてりょうと外食した。
なにかが変わった。
下ネタに関してはこの日辺りから本当に増えたと思う。
始めは軽い下ネタ程度。
着替えや風呂の際に
「覗くなよっ!」
「そんなペチャパイ覗いても仕方ないわい!」
程度。
なんだろ?同じ屋根の下で暮らしてると、少しくらいそういう目線でみないと、女の子ってすねるんだな。
「俺君、性欲ないの?」
「普通にあるけど?」
「私に手をだそうとは全く思わない?(笑)」
「俺は多額の借金したいわけじゃない…。」
「あっそ!!(`へ´*)」
(もう少しあとの会話だったかもしれない)
99:名も無き被検体774号+:2013/10/29(火) 23:01:59.38ID:Hu1pFUwZ0
前述の通り、俺は約束で性的な行為は=借金肩代わりとなる。
多分りょうは普通にしていればかなりもてるとおもうくらい可愛い、ってか綺麗。
自制の意味でもこのルールを作った。
しかも俺、小さい胸好みという・・・orz
ごめん今日かけたのここまでだ。
結構はしょっちゃったのでわけの分からないこともあると思う。
次にくるまでに質問あれば、答えます!
107:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 20:35:48.21ID:oQ2euNLX0
1です。
今日は書き溜めれなかった・・・。
ちょっと補完のようなものを今日は書こうと思いますがいいですか?
110:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 21:33:06.57ID:oQ2euNLX0
まずこの時住んでいた間取りだけど、2DKだけど、キッチンスペースが
かなり広かったので、まるで2LDKのような感じ。
キッチンスペースで食事をしていた。
テレビはりょうの部屋とキッチンスペースに1台ずつあった。
2部屋はそれぞれの部屋が別々で、一室が洋室、もうひとつが和室。
トイレと風呂はキッチンから入れて、脱衣所のようなスペースはあった。
ただ、扉も何もないので、カーテンをかけてあった。
風呂に入るときなどは、お互いに自分の使っている部屋に戻れば
脱衣所は見えることがない。
ちなみにお互いの部屋を行き来できる扉などはなかった。
兄弟や母子家庭なんかだと使いやすい間取りなんだろうが、独り暮らしや
夫婦で住むには不便かなと思う。ただ家賃は田舎とはいえかなり安かった。
111:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 21:39:54.22ID:oQ2euNLX0
あと、俺は11時から部屋にこもることが多かった。
ISDNでネットを引いていて、テレホーダイの時間だったから。
・・・当時からネット依存でした。
一緒に住み始めたころは、飯食ってすぐに風呂に入っていたりょうだったが、
11時に俺が部屋に行くことを知った後は、それから風呂に入ることが多かった。
まあ、俺が11時まではテレビを見たくてキッチンにいたりしてることもあったし。
そして俺はある程度ネットをして、すっきりしたあとに風呂に入っていた。(シャワーだが)
112:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 21:55:57.07ID:VALLHoEq0
見てるぞ
116:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 22:25:35.38ID:oQ2euNLX0
>>112
ありがとう。遅くてほんとすまん。
113:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 22:03:23.88ID:oQ2euNLX0
11時を過ぎてから見たかった番組・・・
当時あいのりをよく見てた。
りょうはもう自室にいたりしてたが、時々一緒に見ていた。
りょうと俺は見ながら、こんな話をしたことがあった。
りょう「これだけ少ない人数で好きになれる相手が簡単にみつかるもの?」
俺「無人島効果みたいなものじゃね?」
りょう「なにそれ?」
俺「無人島に男女ペアで住ませると、タイプじゃなくてもいずれくっつくっていうやつ」
俺「異国の地で、こんな少ない男女しか交流がないと、その効果みたいなもんでくっつくんじゃないの?」
最近は「つり橋効果」って言うらしいね。
りょうも、仕事以外ではほとんど外との交流がなくなっている。
俺もりょうにあわせて遅く帰らないようにしていたので、友達交流が減っていた。
少ない生活費でやりくりしているので、お互いに気持ちが惹かれるようなことがあっても
それは「無人島効果」なんじゃないかと思っていた。
↑この話もしたことがあった。(たぶん時系列ではもう少しあとだったけど)
りょうも妙に納得していた。
117:名も無き被検体774号+:2013/10/30(水) 23:05:43.20ID:oQ2euNLX0
この3ヶ月目ぐらいから、キッチンで二人でいる時間が少し増えた。
それまでは飯が終われば部屋に戻っていたのだが。
ただ、金や約束の話ではしょちゅう言い合いになっていた。
俺はけんかをすると逃げ出して部屋に戻っていきたくなるタイプだが、
りょうは納得するまで話し合うタイプだった。
特にもめたのは携帯の料金について。
そこそこの金額を使っていたんだが、すぐに部屋に帰らされ、自由もない。
部屋で時間のあまる間は友達とも電話したくなるだろう。
負担できない金額ではなかったが、なるべく抑えて欲しいといってはけんかしてたな。
126:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 22:25:53.15ID:yYLCwjAYP
パンツ脱いだ
127:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 22:32:55.18ID:OqKE5jXO0
>>126
冷えるよー
では少しだけ。
4ヶ月たった頃に、りょうは給料日以外の収入を手にした。賞与だった。
もちろんボーナスについてどうするかは話し合っていた。
基本的にほとんどは返済にまわし、来る年末年始の旅費&お年玉に必要最低限のお金を残して取って置くことに。
しかしボーナスの額を見て俺愕然とした。
俺より多いじゃねーか…。
俺「なんでこんなにもらってるのに借金ができるんだ?(苦笑)」
りょう「ん~、気がついたら無くなってる(^_^;)」
俺「・・・(ため息)」
あきれて物も言えない・・・。
パチンコやってる人ってこんな金銭感覚?
しかしおかげで返済予定が大きく縮まった。
128:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 22:39:10.06ID:OqKE5jXO0
このあと時期はクリスマス・・・。
まあ、こんな状態だし何もしないつもりでした。
りょうはこの土地に来た頃に出来た親友と毎年クリスマスパーティーをしていたそうだ。
まあ、あの美容師らしいんだが。
彼氏がお互いにいたときも、片方だけ彼氏がいたときも、みんなで必ずだったそうだ。
そんな仲だからこそ、逆に今のこの生活のことは話せてないらしい。
ちなみに、俺にもそういう親友がいた。この土地には大学生としてやってきたのだが、
その時に仲良くなって、一緒に大学をサボり、同じ次期に中退した友達(笑)
中田英寿に似ていたので、「ヒデ」とでも呼ぼうか。
この数ヵ月、こんな生活になって、どう話そうか迷っている間に、説明出来ないまま今日まで来てしまった。
129:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 22:40:54.86ID:eE2Mj/bE0
ふむふむ
130:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 22:49:50.57ID:OqKE5jXO0
どんな経緯でそうなったかあまり覚えてないけど、
この四人で我が家でクリスマスパーティーをすることになった。
りょうと話し合い、俺らは付き合ってるって言う事にして。
同棲してるのも、これならまだ自然だと思ったが、結局は隠すことになってしまっている罪悪感があった。
そして、このことをきっかけにルールがひとつ変わった。
お互いがいるときは友達を呼んでもいいと。しかし、そのときには俺もりょうもそれなりに芝居がいる。
このパーティーに当たって、前準備&打合せということで、一度ご飯に行くことになった。
131:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 22:53:12.04ID:OqKE5jXO0
りょうの友達に初めて会った。
凄く小さな子で、細い!!!
永作博美になんとなく似てる。博美ちゃんとでも呼ぼうか。
博美「こんにちは!わ、本当に高田純次(笑)」
俺、若い頃の高田純次に似てるとよく言われる…。
りょうを何となく睨んだ。苦笑いしてた。
ヒデを紹介した。
この男、かなりもてる。女2人の目が変わった(笑)
大体俺は引き立て役ですよ。
この日全員で連絡先を交換した。
実はこの日から、りょうの愚痴が増えた。
博美ちゃんと電話がつながりにくいらしい。
電話の相手はヒデだとすぐ分かった。
かなり気に入ったみたいだったから・・・。
しかもヒデと電話がつながらねぇw
132:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 23:05:09.33ID:OqKE5jXO0
クリスマス当日はカラオケから我が家で鍋、その後は適当にワイワイやろうということになった。
近くのショッピングセンターで食材をかうことにして、そこに車をとめ、カラオケまではとりあえず歩くことに。
街路樹に電飾がされており、いかにもクリスマスなムードのカラオケまで行く道のり。
ヒデと博美ちゃんは手を・・・つないでる??
俺「なんだなんだ?ヒデたち。いつの間にかラブラブか!?」
ヒデ「何言ってんだ、せっかくのクリスマスだぞ!?」
博美「そうだよ~。りょうたちも私らの目気にしないで、いつも通りにしたら?どーせラブラブでしょ??」
俺「いや、俺らは・・・」
りょう「そうだよね、せっかくのクリスマスだもんね!ねぇ俺君!」
そういってりょうは手をつなぐんではなく、いきなり腕を組んできた。かなりぴったりと・・・。
俺はびっくりして固まった・・・。
133:名も無き被検体774号+:2013/10/31(木) 23:05:41.25ID:OqKE5jXO0
異変に気づく2人
ヒデ「??」
博美「あれ?人前じゃイヤだった?」
俺「あ、いや・・・そうでなくて。当たる胸がないなぁと・・・」
りょうの平手が後頭部に飛んできた・・・。
りょう「もう腕組んであげない!」
そして、俺とりょうは初めて手をつないだ。