『人を自●させるだけの簡単なお仕事です』→その衝撃の末路・・・

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314 :名も無き被検体774号+ :2012/07/30(月) 19:24:58.55 ID:e6Xcvivh0

「いや、まだ大丈夫だけど、一瞬、覗かれたような感じがした」

「ああー。あれ、確かに覗かれてる感じしますよね」
青空はなぜか、はにかむように笑います
「ついにあなたも標的になっちゃったわけですね。なかまー」

「まだ決まったわけじゃない。俺の気のせいかもしれない」

「でも、仮に狙われ始めているんだとしてですよ、
なんで私より先にあなたを狙うんでしょう?
前回の経験から言うと、先に私を殺すはずなのに」

「俺もそう思ってたんだが、考えてみれば、今この場には、
『死ぬべき人間』が二人そろってるわけだ。つまり――」

316 :名も無き被検体774号+ :2012/07/30(月) 19:31:28.47 ID:e6Xcvivh0

「つまり、『お前を殺して俺も死ぬ』の形式が、
いちばん手っ取り早いということですね」

納得したように青空がうなずきます

「相手の人、良い判断なんじゃないですかね。
私と違ってくもりぞらさんは操られるの初めてだから、
うまく抵抗することができないでしょうし。
そっかー、私はくもりぞらさんに直接殺されるのか」

「さっさと言え、どうすれば操作に抵抗できる?」

青空はそっぽを向いて、つんとした態度で言います
「教えてあげません。教えて欲しそうだから」

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