見知らぬ女の子に「魚と右で何て読むの?」と声をかけられた➡︎そのことを姉に伝えた結果

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手のひらはもうなかった。
それでも怖くて
もう一度タオルケットを頭から被った。
翌朝、
目が覚めたときはもう昼に近かった。
ベッドに横たわったまま
『昨夜の子供の手、
ありゃ夢だったのかな』
俺はそう思った。
いやそう思おうとした。
そして立ち上がり、
窓ガラスに近づいた。
そしてそれを見た俺は
夏にもかかわらず寒気がした。
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