幽霊にビビった女友達が転落死した結果、警察に殺人犯だと疑われてしまい・・・

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Kさんが、袋の口をきつく縛るのを確認すると、Sさんは更に数回、袋を蹴った。

「これくらいかな。殺しちゃまずいからな」

Sさんはそう言って、俺を見た。

「お前、こいつの顔を見たか」

「いえ…突然だったんで、何が何だか」

そう答えるのが、精一杯だった。

その時は本当に、どこかで見たような気がしたけど、思い出せなかった。

SさんとKさんは、再び動かなくなった『袋』を担ぎ上げた。

それまでと違うのは、真ん中に俺が入ったこと。

もう中身を知ってしまったので、一連托生だ。

それからその13号坑道ってやつを、延々歩いた。

今までの広い通路とはうって変わって、幅が3mも無いくらいの、狭い通路だった。

右手は常に壁なんだけど、左手は時々、下に下りる階段があった。

幅1mちょいくらいの階段で、ほんの数段下りたところに、扉がついてた。

続きは次のページにてご覧ください。



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