145 :名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:29:09.73 ID:MC/VE22j0
俺は絶句した。
彼女は親父さんに叫んでたが、親父さんはピシャリと遮った。
「黙ってなさい。今>>1と仕事の話をしているんだ。」
彼女は黙ってオレの手を握った。
「今、答えてくれるかな?>>1君。仕事を取るか、娘を取るか。」
オレは全身から体温が抜けていく感覚を覚えてます。
そして振り絞るように親父さんに言った。
「今の仕事はやめません、でも娘さんも諦めません」
“>>145
なんというイケメン”
“>>145 いいなー、かっこいいぞ、イケメンめ”
“俺、妻子のあるおっさんだけど、1に惚れた”
“男前!”
“>>145
かっこええ”
“カッコよすぎだろ…”
155 :名も無き被検体774号+:2012/03/11(日) 21:36:51.43 ID:MC/VE22j0
親父さんはため息を付きながら、
「>>1君はいい男だ。礼儀もわかっているし、娘の事を愛してくれているのもわかる。
でもね、娘が将来不安定な財産もない男にやるわけにはいかないんだ。
親の気持ちとして娘に幸せになってもらいたい。その気持ちは間違いだろうか?」
って聞かれた。
オレはドモりながらも
「確かに自分には娘さんを今お父様が作り、守られてきた生活水準を与えることは
出来ないと思います。でも今の仕事も夢も娘さんも諦めるわけにはいかないのです」
みたいな事を伝えた気がする。
すると親父さんは
「おい、ちょっと席を外してくれ。>>1君と二人で話がしたい。」
と彼女に言った。
彼女は「でも・・・」って言ってたけど
オレが「大丈夫」って答えて部屋から送り出した。
二人きりの広い書斎。
すごくこわかった。
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