A子「うわぁ、死ねるわぁ。」
非リア「よく体調崩さなかったね。」
非リア「いや、それが毎日ってワケじゃねぇよ。工場の方は完全に土日が休みだったけどよぉ、牛丼屋の方はシフト制だから不規則なんだ。さっき言ったスケジュールは、平日で牛丼屋にフルセットで入れた時のパターンだ。」
非リア「あぁ、なるほど。」
A子「いくらぐらい稼いだのぉ?」
DQN「ん~、23万ぐらいじゃねぇかな? まだちゃんと数えてねぇから分からねぇけど。」
非リア「すごいなぁ。」
A子「借金、一気に減るんじゃね?」
DQN「そうだな。まぁ、オフクロの入院費とか光熱費とか食費とかベスの飯代とか、色々出費はあるから、実際借金に充てられんのは10万ぐらいだけどな。」
非リア「えっ? 入院費とか光熱費とか、DQNが全部払ってるの?」
DQN「ん~、一旦はオフクロの口座から引き落とされんだけどよぉ、その後、こっそりその口座に引き落とされた額を入金してやろうと思ってんだ。」
A子「なんでそこまですんのぉ? 親子二人で助け合うってのは分かるけどぉ、何かそれじゃDQNの負担の方が多くね?」
DQN「いや、これからずっとってワケじゃねぇよ。学校始まっちまったら、ビール工場の方は終わりだからな。牛丼屋一本でそこまで負担し続けんのは無理だからよぉ、この夏の間だけだ。オフクロは普段、寝る暇もねぇぐらい働いてて、その無理が祟って今回の骨折に繋がったんだ。何かよぉ、俺はそれって、神様がドクターストップかけてくれたんじゃねぇかと思ってな。」
非リア「ん~、だとしても、もう少し穏便なドクターストップにして欲しかったよね。本物のドクターのお世話になる事になったんだから。」
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