253: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 14:32:24.35 ID:gbVTowXAO
非リア「で、でも、最近DQNは熱くなりすぎてると思います。こ、このバイクを渡す事で、すす、少しでもDQNに頭を冷やしてもらえたらと、思いまして。」
A子「頭を冷やすぅ?」
非リア「どど、DQNはお母さんが倒れた日以来、ば、バイトを頑張るようになったけど、その・・・ばば、バイトの為に学校を休む回数が、日に日に増えていったでしょ? きき、きっと、バイク代の60万を返済に充てた事で、い、勢いがついてしまったんじゃないかと思うんだ。」
254: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 14:34:05.80 ID:gbVTowXAO
オーナー「そうだろうねぇ。その60万を使ったお陰で、借金150万が一気に90万に減ったんだ。0が一つ無くなれば、気持ちの面でかなり変わるだろうし。」
非リア「はい。そそそ、そうなった時、あ、安心して手を抜く人と、勢いづく人とに別れると思いますが、どどど、DQNは間違いなく後者でして。」
A子「・・・。」
オーナー妻「私も後者ね。アナタは・・・」
オーナー「ははっ。お恥ずかしながら、前者だね。」
255: ◆51UnYd7yHM 2012/06/14(木) 14:35:11.08 ID:gbVTowXAO
非リア「ひ、人それぞれのペースですしね。たたた、ただ、一学期は後半からそういう風になったからどうにか乗り切れましたけど、にに、二学期もあんなペースで続けていったら、確実に出席が足りなくなってしまいます。」
オーナー「確かに。」
非リア「こここ、この事を僕が普通に忠告しても、きき、きっと彼は『何とかなるって』とか言って、ままま、真面目には聞かないと思うんです。む、昔から向こう見ずな性格だから。」
A子「・・・。」
非リア「ぼ、僕の忠告を聞き入れさせるには、かか、彼の注意を引く“何か”が必要なんです。」
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