101:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 22:14:25.37 ID:U/6nxyQRO
男「ケル君…お、俺…」
男「──わかった、俺、ケル君に助けて欲しい。どうかお願いしたい」ペコーッ
清掃「じゃあ行くよオトコ! はやく駐車場へレッツ!」ダダッ
受付「ヘルメはボックスにスペアあるからねー」
男「は、はい! 受付さんもありがとうございました! 帰ったら好きなの作りますから!」
パタン
受付「まあ…」ポリポリ
受付(あの時計、遅いんじゃなくて速いんだけどね。だから今は五時四十五分過ぎ)
受付「じゃないと就業時間誤魔化せないし…ふわぁ…まあ親交深められた、良いお姉さんってことで」モゾリ
シュボッ
受付「…………………何時からそこに?」
~~~
清掃「早くのってオトコ! 出発するよ! 今するよ!」ブィイン ブィイイイン
男「う、うん! 本当にありがとうケル君!」ドスン
清掃「お礼は無事についてからってね! へへっ、今のかっこいい?」
男「タイミング考えてケル君! でもカッコイイよッ!」
102:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 22:15:54.93 ID:U/6nxyQRO
ブィイイイイイイイン
男(うぐっ、凄い風と揺れだ…! 二人乗りが危険だと言われる理由がとてもよくわかる…!)ぎゅっ
男「け、ケル君! 有り難いけど、あまりスピードの出しすぎには気をつけて…!」グラングラン
清掃「ぐー…」スヤー
男「ケル君!? ちょっとケル君!?」
清掃「はっ!? じゅるる、もう着いちゃった!?」
男「違うよ寝てたよ完全に熟睡してたよ今っ!?」
清掃「あ! だから学校に着いた夢みてたのかー!」てへ
男「その照れ隠しが出来てよかったね! あと一歩で夢のままで終わってたよ!」
清掃「うぐぐ、朝までゲームしたから限界なのかも…」うつら…うつら…
男「えぇっ!?」
清掃「大丈夫! こんなときに効くおまじないの言葉ある! それで元気なる!」
男(そ、それって故郷に伝わる系の、お婆ちゃんが教えてくれる感じのヤツかな…!?)
清掃「ぞたういびほぜもむのねひぎなひにこおてぐじりばほさりくつした!」
男「ねっからゲーム脳だなあ! ケル君はぁッ!」
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