95:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 22:07:08.99 ID:U/6nxyQRO
清掃「大丈夫! フォクシィと違って終わらせてココ来たから!」
叔母「いや、その時間にも給料は発生してるんだけどね…」
叔母「あの馬鹿よりはマシか。しかし男君も明日は早いんだ、もういい加減に寝た方がいいよ」
男「あ。そうだった、明日学校だった…」
清掃「ワァオ! ガンバってオトコ! レッツエンジョイ!」ぐっ
男「うん。ありがと、がんばる」
がちゃ きぃ パタム
叔母「いい子だろ」
男「はい。勝手に距離をおいてた自分が馬鹿みたいでした」
叔母「これからも良くしてやって。あの子は一人で日本に来たんだ」
叔母「そら数年もこっちに住めば知り合いなんて出来る。けれど、歳が近いヤツはそういないだろうし」
男「そうなんですか?」
叔母「良い子なんだけど癖が強くてね。日本人の友達を作りづらいみたい」
男「そうなんですか…ま、まあ俺でいいのなら構わないですけど…」
叔母「君だから良い」ニコ
男(…むぐぐ、この人は本当に面と向かっていうよなあ…っ)
叔母「それじゃあオヤスミ。初日で遅刻なんてしないように、いいね」ガチャ
96:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/07(火) 22:08:28.72 ID:U/6nxyQRO
男「勿論です。おやすみなさい、叔母さん」
叔母「ん」フリフリ
パタン
男(叔母さんの言う通り早く寝ないと、始まる前に色々考えても意味ないしな)
男(学校、入学式、友達、ゲーム、かあ。俺、本当に明日から───普通に…学校に…)
スヤスヤ
男「むにゃむにゃ」
叔母「男くん!!」ガチャアッ!!
男「むァいッ!? な、なんですかッ!?」がばぁっ
叔母「い、いい忘れてたことがあったんだ…はぁはぁ…これは大事なことだよ…っ」
男「え、な、なんですか?」
叔母「歯磨きちゃんとやった?」
男「すげえどうでもいい!」
受付「うぇぇ…おーなぁ~~…あの部屋の掃除は業者に任せましょおお~…」ベトー
男「うっ! な、なんて匂いをさせて俺の部屋に…!?」
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