66:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/03(金) 15:11:57.69 ID:bWGqtqfcO
男「お、叔母さん! もう良いですって! 違う所で買いますから…!」
叔母「いや、そうじゃなくて。それ一つだけ鮮度落ちてるから」
男「え?」
叔母「あとその鮭、値段の割には油のってない。二流品流されるなんて腕が落ちたな、アンタ」
店主「お前ッ──」メキィ!
店主「──うわぁああんッ! だからこの嬢ちゃんは嫌いなんだよォオ! いっつもいっつもよォ!」オーイオイ
叔母「私は悪くない。三流品を置いとくほうが悪い」
男「こ、これはどういう…」
叔母「ああ、昔から鼻が良いんだ。匂いとか敏感でね、食材なんて鮮度は匂いでわかる」
店主「いぃーよもォう! もってけ泥棒ぉー! 半額どころか三分の1で売りさばいてやったる!」
67:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/03(金) 15:12:24.13 ID:bWGqtqfcO
叔母「買った」チラ
男「……」キラキラキラ
叔母(ん、ちょっとは叔母としてカッコ良いところみせれたかな)フッ
男「いや、普通に鮮度が良いのが欲しいので。普通に買わせてください」
叔母「………………………」
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男「何やら沢山オマケを貰ってしまった…」モッサリ
叔母「気に入られたね、男くん」
店主「坊主ゥー! 今度またウチで買って行ってくれよォー!」ブンブンブン
男「あはは、…それも叔母さんのせいでしょうが」
叔母「なんで?」キョトン
男「店主さんが言ってたでしょう!? 叔母さんがここら一帯を脅して、タダ当然で持って行くって!」
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