とある場所で美人な祖母と同棲することになった男子高生➡︎そこで男子高校生が起こした行動とは!?

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141:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 18:01:22.47 ID:t4eqgCHaO
男「……。この前、男子グループと女子グループが衝突した雰囲気があった」

女(え、全然知らないんだけど…)

男「周りは今後一切、その事は触れないでおこうって空気だけど、少し気になるし、仲直りを促す的なものにすれば…」

サラサラ

男「うん。これでどーだろう?」

女「『男女で挨拶を心がける』…えぇ~? こんなの明らかに意識してますってアピールしてるようなもんじゃない」

男「…やっぱそうなるか」シュン

女「はぁーん、優等生不良は同級生間での雰囲気把握は苦手なようね、良いこと知ったわ」クスクス

男「………」

女「な、なによ? 急に黙って」

男「優等生不良ってどういう意味?」

女「私も知るかんなモン! 目標なんてちゃっちゃと決めて、雰囲気変えたいならもっと現実的なことしなさいよ!」

女「今月クラス目標なんて誰も気にしない。高校生にもなって小学生な無垢さ持ってるワケないじゃない!」

男「へぇー、じゃあ例えば何をすれば良いと?」ジトー

女「え、ぇえと、そりゃ考えてるわよ、勿論」

女「……。クラスの男女仲が悪いなら、代表的な男女が仲良くしていけば──どうのこうの上手く影響が広まったりとか?」

男「代表的な男女って?」

女「え? そりゃ君と私になるけど…」

男「……」

女「……」

女(あれ、突然なにを言い出したんだろ、私)ドキ

142:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/10/22(土) 18:02:02.96 ID:t4eqgCHaO
男「確かに良い案かも知れないな…」

女「…マジで言ってるのそれ?」

男「他に思いつく案があるわけでもない。よし、それでいこう」ガタ

女「ちょ、ちょっと本気なの!? わ、私と貴方と二人で、率先して仲良くするってことよそれ!?」

男「良いじゃないか、むしろ望んでた機会だと思ってるし」

女(な、なによその行動力は)

男「? なにしてるの? 早く一緒に帰ろう、確か同じ方向の駅だったよね」がらり

女「へっ?」

男「早いうちから始めていこうじゃないか、仲直り作戦って奴」

女「……あ、うん…」ぽかん

数日後

女(──うそでしょ、本当に?)キョロ

わいわい がやがや

女(たった数日で、確かにギスってた雰囲気が収まった気がする。これも作戦のお陰…?)

「ねえねえ女さん。ちょっといい?」

「あの噂ほんとっ?」

女「へいっ!? な、なんのことかしら…っ?」

「委員長二人がつき合ってるって話だよ~」

「よく一緒に帰宅してるの、見てる人多いよ~?」

女「──…ハァッッ!? んなワケ、もがぐごっ」ぐいっ

男「すぐ大声出すのは悪い癖だよ、女さん」しぃー

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