コミュ障だけどネットで童貞卒業したらどんどんクズ化していった・・・

1：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 21:59:53.30 ID:CJ/k+7M30
たったらかく

2：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:00:39.97 ID:mNUMBmyZ0
聞こう

3：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:01:10.27 ID:CJ/k+7M30
自分語りで申し訳ないです。
ただ何となく自分が何故こうなったのかを書きながら思い返したかったからスレを立てました。
暇でする事が無い人だけでも見てくれた嬉しいです。

スペック
26歳会社員
174センチ
多分フツメンというか全く癖の無い顔との事。
嵐の二宮君に似ているとたまーに言われた。
ずっと痩せ形だったが就職してからは接待太りで70キロまで急激増量。

5：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:02:50.20 ID:CJ/k+7M30
話は10年以上前に遡るが、
中学時代の俺はどこにでもいる普通のコミュ障童貞だった。

DQNでもなければオタクでもない、リア充ではないけどいじめられてもいない、
いわゆるごく「中間層」に位置する男子中学生。
男子の間ではそこそこ話が出来るので、
リア充と非リアの橋渡し的な役割もあったりでそれなりに重宝されていたと思う。

問題が女子との会話。

どもるし目も見れないしおどおどするし、全くまともにコミュニケーションを取る事が出来なかった。
面と向かって見れないから横目でチラチラ様子をうかがう癖があったため、
一部のリア充女子からは少しキモがられていたようにすら思う。
中学三年間は、女子との縁が微塵も無いような学生生活を送らざるをえなかった。

6：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:04:45.41 ID:CJ/k+7M30
中三の時にベースを始め、文化祭で全校生の前でバンド演奏なんていう
厨二妄想実現シチュがありながらも微塵もモテなかったのは我ながら凄いと思う。

全体としては拍手喝采だったのに本当に俺だけモテなかった。
文化祭以後男子DQNグループには妙に懐かれたが。

8：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:08:36.90 ID:CJ/k+7M30
卒業後は、それなりに勉強が得意だったので、県立の進学校に入学。
「進学校＝非リアの巣窟。オレなんかでもモテんじゃね！？いけんじゃね！？」
と勝手な期待を膨らませ、外見的イメチェンを図った。

毎回母が切ってたサラサラ床屋カットを卒業し、美容院で無造作ヘアにしてワックスも購入。
眉毛もやりすぎない程度に整えた。

7：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:06:17.08 ID:Idm9z3Ps0
ベース地味だしな

9：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:10:49.96 ID:CJ/k+7M30
>>7
全部ギターのリア充にもってかれた。

入学当初、やはり各中学のガリ勉優等生集合といったイモ臭い雰囲気であった教室。
それなりに小綺麗にまとめた事で、そこそこ女子の目を引くことに成功したかに思われた。

しかしいくら外見を整えようと、コミュ障や挙動不審が治るわけではなく、
一週間そこそこで俺の評価は

「ちょっとかっこいいかも→無口で話しにくい→根暗っぽい→挙動と目つきがキモい」

と凄まじい凋落ぶりを見せた。

10：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:14:22.38 ID:ViFBfpez0
ふむふむ

11：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:14:54.36 ID:meloCdEE0
続けたまえ

12：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:15:01.52 ID:CJ/k+7M30
高一の一学期にして既にクラス内で彼女を作る野望が途絶えてしまった俺は、
インターネットに勤しむしかなかった。
最初は普通の掲示板やホームページを巡っているだけだったが、
次第に「メル友募集」や「ツーショットチャット」等というところにのめり込むようになった。

文面なら挙動不審にならず女の子とコミュニケーションが取れる。俺は夢中になり、

「チャットで意気投合→ツーショットへ→工口話→メアドゲット」

という黄金パターンをいとも簡単に成し遂げられるようになった。

13：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:18:29.58 ID:CJ/k+7M30
高校生として初めての夏休み。
運動系の部活に属していたため練習地獄のような夏だった。

起床→練習→夕方に帰宅→夕食→寝るまでネット(フレッツISDNを導入したので)
という代り映えのしない毎日を送る中で
「ご近所さんを探せ」というサイトで「ふじこ(仮名)」という名のメル友をゲットした。

ふじこは一つ年下で、隣の校区の中学に通う三年生。
受験を控えるも数学が苦手で志望校に合格する自信が無いとの事で、
主に勉強面の相談に乗っていた。

14：名も無き被検体774号+：2012/01/22(日) 22:22:54.65 ID:CJ/k+7M30
ある部活が休みの日。ふじことメールでやり取りをしてると、

「１さんは○○高校だからやっぱり頭良いんですよね。
もし迷惑じゃなければ図書館で勉強見てもらえませんか？」

メールやチャットを繰り返すも、基本的に「女性と喋れない病」が治ったわけではない。
実際に会うというのにはかなりの抵抗があったが、
気がつくと俺はアソコをギンギンにさせ、近所の図書館へと自転車をこいでいた。