奇声をあげて威嚇する超簡単な仕事を受けたニート!そこはとんでもないブラック企業だった・・・。

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387:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/18(土) 21:00:41.75 ID:yvoemUIS0

トロンガー「貴様ぁ!!!ゆるさねぇ…!!」

555「おいアンタ、少し落ち着けよ」

懐「仇をうちてぇか? なら打ってこいよ。お前の渾身の一撃をな。
それにそこのお前、555、乾巧、だったか? てめぇもだよ。知ってるぜ? てめぇのことはな
この戦いをさっさと終わらせ、園田とかいう女も殺してやるぜ」

555「…やるしかねぇってわけか」
ストロンガー「同時に仕掛けるぞ。乾!」
555「あぁ…!」

ストロンガー「電…パーンチ!!!!」
555「(ピッ、ピッ、ピッ(leady!) オラァァァッ!!(クリムズンスマッシュ!)」

※電パンチ
ストロンガーの必殺技。鉄の扉を粉々にするほど強く、ぶん殴ったうえに一万ボルトの電流を流し込むっちゅー技

※クリムゾンスマッシュ
555の必殺技、音速を超えるスピードで放たれる一撃。フォトンブラッドという毒性の強いエネルギーも流し込んじゃう

懐「短絡思考が…(クパァッ)

懐刀・Black天我の胴体の穴が開く

グシャッ!!

 

389:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/18(土) 21:05:01.86 ID:yvoemUIS0

555「!?」

懐「ぐはっ!…」

天我の胴体の穴に、ストロンガーの腕と555の脚が捕らわれる

ストロンガー「どういうつもりだ!」

懐「…どうもこうも、、あるかよ。てめぇらをこのまま、絞め殺してやるぜ…」

555「おいおい、アンタ氏にたいのかよ」

穴で捕らえているということは、ストロンガーの電流、555のフォトンブラッドによる汚染を浴び続けてるということだ。

その証に、懐刀は血をはき、全身に崩壊の兆しがみえる

懐「…正義の味方様を殺ろうってんだ…こっちも、命くらい張らねぇとなぁ…!」

ストロンガー「なら、俺の電気の力で、倒してやるぜ!! バチバチバチッ!!」

555「オラァッ!!」←さらにフォトンブラッドの出力あげる

 

390:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/18(土) 21:07:06.20 ID:yvoemUIS0

あんまり人いないみたいだけど、投下しちゃう

さらに強められる正義のエネルギー。崩壊していく懐刀の肉体!
だが…それでも懐刀は二人を放さない。命の炎を燃やしながら、敵を絞める!!

懐「…俺は折れねぇぜ。お前らに正義の誇りがあるように、俺には悪の意地があるんでなぁ…」

全ては忠誠を誓った男のために、主に仇なす敵を葬る。それが懐刀の心中にある、一本の剣!

555「てめっ、放し、やが、グワッ!!」

ストロンガー「くぅっ…」

絞めあげられ、ダメージを受ける二人のライダー。引きちぎられそうになりながらも、
全身の力をこめて、エネルギーを流し込み続ける

懐「お前の誇りと俺の意地…、どっちが勝つか、それだけだぁあああああああっ!!!!」

395:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/18(土) 21:10:47.07 ID:yvoemUIS0

すさまじい電圧と毒性のエネルギーに耐え、正義を絞めあげる懐刀

激しく強烈な圧力をこらえ、エネルギーを悪に流し続けるライダー

崩壊してく体。

 

397:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/18(土) 21:12:18.20 ID:yvoemUIS0

555「うおらぁぁああああああ!!!!」

ストロンガー「はあああああああああっ!!!」

懐刀「(ボス。俺は、もう…)ウオオオオオオオオオッ!!!」

数分後~首領室~

ショッカーA「首領! 懐刀様から通信が入っております!」

ニート「まわせ」

室内に入る懐刀の音声

懐刀「…ボス、戦況は…?」

ニート「各ポイントで戦闘中。お前が一人でポイントを守ってくれてることで、
ライダー一人あたり10体以上の怪人であたれた。すでに9名のライダーを討ち取った。
お前のほうこそ、どうなんだ? そちらには555とストロンガーがいったはずだが」

懐「…あぁ…アイツらなら、今、俺の足元に、転がってます…よ…」

ニート「そうか! 流石だ。懐刀!」

懐「…」

ニート「おい、どうした?」

懐刀「…いえ、ボス。こんなときですが、少しだけ、話をしてもいいですか…?」

ニート「ああ」

399:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/18(土) 21:12:59.07 ID:yvoemUIS0

懐「…俺は、アンタと一緒に戦ってきたことを、誇りに思ってます。類まれな卑怯さ、そして筋の通った悪…
半端やってた俺が…本物にであえた…」

ニート「…お前、負傷しているのか? まっていろ。すぐに救護班を…」

懐「いいんです…聞いてください。俺は、アンタの下についたことを、一度だって後悔したことは、ありません…」

ニート「もう、喋るな…!」

懐「…すいません。俺がアンタについていけるのは、ここまで…です…」

ニート「懐刀! 駄目だ!」

懐「…天国にいけるような男じゃねぇから…、空から、ってわけにはいきませんが…地獄の下から、アンタの作った世界
を見上げさせて…グハッ!」

 

400:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/18(土) 21:15:43.08 ID:yvoemUIS0

ニート「…っ!」

懐「…アンタの作る世界…俺も、見たかっ…(ツーツー」

ニート「懐刀ぁぁぁッ!!!」

ショッカーA「…懐刀様の生命反応…消失…しました」

ニート「………っ。ショッカーA、懐刀がストロンガーと555を倒した。全軍に連絡。士気をあげろ」

ショッカー「は?」

ニート「早くしろ。ヤツの死を無駄にする気か」

ショッカーA「は、はい」

ショッカーA(あれほどまでに、忠誠心を持っていた部下が、討ち死にしたってのに、涙一つみせねぇなんてな…
それどころかすぐに次の作戦かよ…さすがに稀代の極悪人…)

ニート「………ギリッ」

ニートは血か出るほど、強く、奥歯を噛みしめた。

仮面ライダーストロンガー、再起不能
仮面ライダー555、再起不能

懐刀―戦死

 

405:名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 21:21:04.15 ID:e0ipAjGx0

か・・・懐刀さぁぁぁぁあああああああんあんなあああああああ

407:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/18(土) 21:22:04.88 ID:yvoemUIS0

~同時刻 ポイントB~

新人「さて、そろそろ、ヤツらがくるころ、だな。変身でも、しとくか」

アマゾンから奪ったギギガガの腕輪を装着。

新人「konozama!」

ショッカーの悪の波動の作用か、大介の変身したそれとは、若干体色が異なる姿に新人は変身した。

新人「さて、と。こっちには誰が来るのかな?」

しばらくして、新人の前に現れたのは、

仮面ライダークウガ、五代雄介
仮面ライダースーパー1 沖一也
仮面ライダー響鬼 ヒビキ

歴代のライダーのなかでもトップレベルの身体能力を誇る3人であった。

新人「…ははっ、こりゃ、やばいか、な…」

 

410:1 ◆K1Or/xghAM:2012/02/18(土) 21:24:35.15 ID:yvoemUIS0

スーパー1「大介さん! 無事だったのか。よかった。しかしいつの間に、ここに?」

新人(!?…こいつ…俺とアマゾンを間違えてやがる。なるほど、ね)

スーパー1「? どうした? 怪我でもしてるのか?」

新人は膝からくずれるように倒れて見せた。

スーパー1「! 大介さん!」

駆け寄るスーパー1

グサッ!!

不用意に接近したスーパー1を新人は鋭い爪の一撃で、攻撃。深々と急所に突き刺す。
即死だった。

クウガ「!?」

響鬼「なんてこった」

新人(俺は先輩の一番弟子だ。どんなひどいことをしても、勝ってみせる!)

新人「はは。何油断してるんすか? アホなんすか? 大体ギギガガの腕輪が奪われたことくらい、知ってるでしょうに」

 

412:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/18(土) 21:27:03.31 ID:yvoemUIS0

クウガ「…なんてことを…!」

新人「甘いんですよ。アンタたちは、いいですか? 俺はショッカーですよ? 悪いことして、何が悪い!!」

新人は、強敵を前に、気を吐いた。憧れた人の魂の言葉を受け継ぎ、強く強く吼える

響鬼「悪いけど、容赦はしないよ」

そして始まる激闘。

平成ライダーでスペック2強と呼ばれる二人が、新人を激しく攻め立てる。

苛烈な攻撃を受けながら、新人は悪の策を練る。

あの人なら、どう戦う。どうすればヤツらの裏をつける

考える。ニートの提案した研修、「ライダーの特徴講座」「悪の思考法」
無論、新人はそれを受講し、かつ自分なりに発展させてもいた。

響鬼…クウガ…スーパー1

新人(これしか、ないな)

 

続きは次のページから!!