126:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:01:46.83 ID:aVjIbmRb0
5月のある日、晩飯を食べようとしてた時吉木さんからいきなりメールが来た
「1年の男子のライングループなんか書いてないですか?」
俺は言われるがまま1年の頃の男子のライングル―プを覗いてみた。
そこには想像を絶する内容が書いてあった
松岡「わかれるわ」
友人A「マジかよ。吉木さんかわいいのに、もったいない」
友人B「別れる前にやっとけよ??wwww」
松岡「もうしたわ」
みんな「!!??」
松岡「新しい女でもひっかけるかな」
137: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:8) :2014/02/12(水) 23:06:34.32 ID:QxlkKarW0
ってそういえばガラケ時代じゃないのか
一年もせずに良くもまぁ普及したなおいw
142:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:07:34.62 ID:aVjIbmRb0
>>137
ガラケーのときもラインはあったよ
143: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:8) :2014/02/12(水) 23:09:54.12 ID:QxlkKarW0
>>142
となるとその時ガラケだったのは>>1と吉木sだけ…
いやしかしその履歴があるということは持っていた?
ああもうわけわからぬ―――ってなに話してんだか
144:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:11:02.80 ID:f5Smunsu0
>>143
⁇『ガラケでもlineはできる』
146: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:8) :2014/02/12(水) 23:12:17.24 ID:QxlkKarW0
>>144
『なん…..だと……!?』
149:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:13:26.69 ID:f5Smunsu0
>>146
⁇『つまり、暇を持て余した…』
150: 忍法帖【Lv=30,xxxPT】(1+0:8) :2014/02/12(水) 23:14:04.75 ID:QxlkKarW0
>>149
『神々の』
151:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:14:46.96 ID:f5Smunsu0
>>150
⁇『遊び』
138:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:06:51.25 ID:aVjIbmRb0
晩飯の途中だったけど、
俺は飯を食べきれずに吐いた。
吉木さんから、鬼のように電話が来た。
吉木「もしもし?俺くん?」
俺「吉木さん・・・・?」
吉木「ね、ラインなんて書いてあるんですか今?友達からすごく大丈夫?って連絡来るんだけど」
俺「・・・言えない」
吉木「お願いです。教えて」
俺「無理です」
俺は電話しながらまた泣いた
145:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:11:06.60 ID:aVjIbmRb0
どうあがいても、松岡はクズだった。
クズでしかなかった。俺の中で、どこかあいつにかなわないところがあるから、俺は
吉木さんに選んでもらえないのだという諦めがつけた。
だけど、松岡の性根は本当に腐っていて。
クラスのラインで、みんなが好奇心でする質問にすべて答えていた。
こんなクズに、俺はずっと負け続けていたのかと、心底絶望した。
154:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:16:38.40 ID:aVjIbmRb0
吉木さんには散々ラインの内容を聞かれ続けたが、
俺は絶対に言わなかった。
しばらくして、吉木さんは松岡に振られた
捨てられたってのが正しいかもしれない。
そして、最大の不幸が、振られた後に、吉木さんはほかの男子に頼んで、そのときのグループラインを
見させてもらってしまったことだ。
吉木さんは、男性不信気味になってしまった。
仕方のないことだと思う。本当に吉木さんは、松岡のことが好きだったんだ。
157:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:19:41.75 ID:aVjIbmRb0
振られたのは5月だったかな
振られた後の一週間ぐらい、毎日電話でわんわんお互い泣きあった。
俺じゃ埋められないことも承知だったけど、
俺は毎日彼女にメールして、電話して、彼女のよりどころであろうと努めた
早く松岡を忘れて、自分のところに来てほしいという下心があったからだ
159:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:24:16.57 ID:aVjIbmRb0
松岡に振られて一カ月くらいしたとき
俺は再び彼女に告白した。
電話だった。
だけど、俺は見事にきっぱりと振られた。
「まだ松岡の好きなの・・・ごめんなさい、俺くん」
俺はやけになってそのまま電話をブチり、
彼女と絶交することに決めた。
もうやってらんねーよってなるよ、さすがに
161:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:25:09.96 ID:755d95LH0
oh…
163:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:28:59.67 ID:aVjIbmRb0
だけどさ、人間って忘れる生き物なんだよな
俺らどっちもバカでさ、絶交してから一ヶ月くらいしてから、どっちからか
連絡しちゃわけ。
お互い相談とか悩みとか毎日のように打ち明けあってた仲だったから、
俺はもう彼女なしじゃ生きていけなくなってて
依存みたいなものだった
絶交して復縁してから、
また毎日電話して(電話ってのはスカイプね)
夜もどっちかが寝てもつなぎっぱなしで
朝つなぎっぱなしの電話で「おはよう」って言いあう。
そんな毎日を繰り返してた
165:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:33:26.74 ID:aVjIbmRb0
毎日毎日電話して一緒に寝て、朝起きる
そんなぬるま湯みたいな関係に終止符が撃たれたのは、案外と早かった。
ある日を境に、吉木さんがスカイプに入らなくなった。
それがなぜだか俺には全く見当もつかず、不安な夜を何度も過ごした。
嫌われてしまったのか・・・
もう必要とされなくなったのか・・・
そんな不安が頭の中をぐるぐる回り続けた。
そして電話しなくなって数日がたったある日、部活内で聞いてしまった
「吉木ちゃん、本山とつきあいはじめたらしーな」
168:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:36:01.03 ID:NzXpqzzII
1が不憫すぎて…
169:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:36:33.95 ID:aVjIbmRb0
それ聞いたのは、8月だったかな確か。
俺はもう何が何だかわけがわからなくなって、その日の夜
すぐに「スカイプ待ってる」ってメールした。
彼女はスカイプに入ってくれて、俺はすぐさま問いただした
俺「吉木さん、彼氏できたんだって・・・?」
吉木「・・・はい」
177:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:40:35.16 ID:aVjIbmRb0
さすがに、キレたよ
何の情報もないまま彼女をとられる。
またしても・・・。
だってさ、松岡と別れた後俺告った時、松岡のこと好きっていってたじゃん
だからおれ今まで告白できずにいたんだ。
ちょっとぼーっとしてると、横からかっさらわれてしまう。
このときの俺はもう心底疲れ果てて、
電話で彼女に本気で怒鳴った。
180:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:44:35.32 ID:aVjIbmRb0
俺「どうして・・・!?どうして俺じゃダメなの!俺ずっと君のこと見てるんだよ!?」
吉木「ごめんなさいいい・・・ごめんなさいい」
俺は怒鳴りながら泣いてて、彼女は大泣きでで何を言ってるのか支離滅裂だった。
もう疲れたよ、ずっと好きでした
さようなら
これが2回目の絶交だった
182:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:46:47.05 ID:aVjIbmRb0
夏にこの経験をして、俺はもう1年の頃のような
純粋な恋愛などというものは、できなくなってしまったように思う。
なかなか、きれいな話じゃないけれど
こっからさきも長いです。眠くて文章が丁寧じゃなくなってるけど許してください
183:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:47:13.44 ID:755d95LH0
おk
184:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:48:11.34 ID:r+W+zVKA0
がんばれええ
185:名も無き被検体774号+:2014/02/12(水) 23:49:40.21 ID:aVjIbmRb0
縁を切ってから、数か月
俺は彼女のことを視界にも入れないようにと
できる限り考えないようにと努力し続けた。
そして、決心した
それは本当にきれいじゃない選択だったのだけれど。
彼女を作って絶対に幸せになってやると