廃墟巡りしていたら呪われていたことが発覚した結果・・・

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140:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:26:46.00 ID:wMCDdSGK0
結構奥まで進んだとき、ふいにゾクッとした
空気が変わった。車の中なのに
同時にDが声を上げた

D「うわっ…ここなんかやばくないか?」

俺も思ってた、なんて言いながら周りを見渡す
すると、正面の上の方に白いものが見えた

看板だった
割れてぼろぼろの

141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:27:01.72 ID:lwvzJCix0
wktk

142:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:27:59.75 ID:ji5D/oCd0
怖いな

146:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:29:21.82 ID:QlkPC2BM0
うんこしたいけど、トイレ行けなくなった

150:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:30:44.81 ID:wMCDdSGK0
ずっと変わらない景色だった
なのに、二人同時に何かを感じたんだ
看板は木の枝に隠れていて普通は見えない
屈んでやっと見えるところにあったんだ

惹かれるように右を見た
木や草に覆われてるがよく見たら川がある
道沿いにずっと川があったらしい

その川の向こうから、廃墟の真っ黒な窓がこっちを見ていた
吸い込まれそうな黒だった
何か視線を感じた

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:32:05.72 ID:h9zLPd+10
ひええ

159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:32:59.91 ID:E6JdaJXQO
尻穴がキュッとなるスレだな

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:33:28.08 ID:o3fqNWSC0
本編みたら一人で寝れんな

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:34:05.15 ID:wMCDdSGK0
廃墟の真っ黒な窓
窓そのものが目になったかのような
視線の正体はそれか

心臓がハネ上がっていたが、すぐに落ち着き廃墟に侵入することに

しかしDが
「ここはほんまにあかんわ。俺は入りたくない」
とか言って異常に怖がるんだ

D「さっき耳鳴りしてから調子悪い」

仕方なく俺一人で向かう

177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:37:50.94 ID:wMCDdSGK0
川を渡るのに橋がかかってるんだが、よく見ると橋桁が全部落ちてる
欄干を掴みながら必死で渡る
ここが正直一番怖かった

そして廃墟の入り口が見えてきた
だが、入り口があるのに中が見えない
真っ黒だ

なんと大量のアブ?がいて後ろが見えないくらい真っ黒になってた
しかもちょっと近づいてきてる気がする
虫は俺マジでダメなんだ
結局中には入らなかった

186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:40:15.23 ID:wMCDdSGK0
すま○これで三重の話は終わりなんだ
こんな感じで心霊的なものはなかった
ただ、俺といる人が同時に何かを感じてしまうこと
それがこんな感じで結構あったんだ
俺抜きで行くときは何も起こらないらしい

201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:43:37.30 ID:wMCDdSGK0
ここからが本番
怖さが本番ってわけでもないから期待はするな

ABCと4人である廃墟に行った
山奥の川沿いにあるホテルか旅館の廃墟で、火事で営業停止、
オーナーが首吊りというどこにでもある嘘っぽい噂があった
このときは夜電車で行って、始発で帰るという廃旅館1泊2日プランだった

A「廃旅館?じゃあ泊まれるっしょw」

という一言で決まった企画である。


202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:44:37.97 ID:lwvzJCix0
ほぉ

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:45:19.92 ID:wMCDdSGK0
落石だらけの封鎖された山道を歩いていると、あの耳鳴りみたいなのが俺とAとCにきた
地図を見ると位置的にもう目的の廃墟の真裏にいるらしい

A「>>1といると廃墟見つけるの楽だわ」

この感覚をAは信じてるみたいだった

敷地の入り口らしきところは封鎖されていた
バキバキッ
C「おっ、あいてるあいてる」
旅館の持ち主様本当にごめんなさい

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:46:25.45 ID:wMCDdSGK0
なぜか懐中電灯を持ってきたのは俺だけだった
ちなみに俺の懐中電灯は車のハイビームくらいの威力があってめっちゃ明るい

ただし、廃病院の地下に侵入したときに新品の電池を入れてたはずなのに
突然消えたりするお茶目さんだ
この話もよく考えたら怖かったがもう遅い

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:48:03.57 ID:wMCDdSGK0
真っ暗な道を懐中電灯で照らしながら進み、廃墟に辿り着いた
廃墟の窓ってなんであんなに真っ黒なんだろう
今までに何度も見た光景だが、やっぱり気味が悪い
懐中電灯で照らすと、一瞬人影が見えた

A「誰かいたな。ここ有名なん?」
B「何あれなに今の!?」
C「先客かー」
俺「冷めるな」
B「ヤバいヤバいヤバい!!」

実際今までにもなんどか肝試しするDQNに遭遇していたので慣れている
一応お互い迷惑にならないよう騒がないようにしようということに
Bは一見DQNだが、幽霊もDQNも警察も怖いへたれ

216:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:48:57.73 ID:wMCDdSGK0
玄関も何もなく一階に入った
地面は砂のような埃のようなよくわからんもので覆われている
特に何もなかったが、ダクトやらなんやら天井から落ちてたりぶら下がったりしていた

見ているうちに気付いた、金属は溶けて曲がっているし、木材や壁は真っ黒に焦げている
火事の噂は本当だった
そう思った途端、天井からぶらさがってるものが首吊りのロープに見えてくる

まぁ気のせいだ
とりあえず階段を見つけたので上ってみる

222:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/28(土) 03:51:06.94 ID:wMCDdSGK0
ここで予想外のトラブル
防火シャッター?かなにかが降りていて、階段から先に進めない
3階4階まで見たが同じだった

しかし俺たちはこんなトラブルにも慣れていた
階段側の窓と2階側の窓の距離は1m程度
ちょっと怖かったが跳んだ

B「無理無理無理無理!!」

うるさいのでもう帰って欲しかった
割れたガラスが残ってて怖かったが、なんとか誰も怪我せずに入れた

2階は部屋やら物やらいっぱいある
壁が中途半端にぶち抜かれたりしていた
3階も同じような感じだった