ア「どうしてレベッカがハローキティ好きだって知ってたの?」
僕「知ってたわけじゃないよ。いろんな女の子にリサーチしてさ、一番人気だったのがハローキティだったわけ」
ア「でもあんなのシュウの部屋で見たこと無いよ?」
僕「アレックスのドラゴンボールだってそうだろ?」
ア「言われてみれば」
僕「今日のために日本から送ってもらったんだよ」
ア「そ、そこまでしてくれるなんて」
僕「おいおい、今日はずいぶん涙腺が緩いなぁ」
僕「コレはうちの母からキャシーへ」
キ「何かしら?まぁ!素敵なネックレス!!」
僕「それとこれは父からボブへ」
ボ「これは……富嶽三十六景のセンスだな」
僕「え!?富嶽三十六景知ってるの?」
ボ「浮世絵はゴッホにも影響を与えたんじゃなかったかな。中でも北斎の緻密な描写はうんたらかんたら……」
僕(ボブは自分の世界にはいると何言ってるかわからなくなるんだよなwwwこれは大当たりっぽい)
キ「ご両親に感謝の言葉を伝えたいわ」
ボ「しかし突然英語で電話しては失礼になるぞ」
僕「あ、母は英語話せるので大丈夫ですよ」
僕「あ、もしもしお母さん?メリークリッスマース」
母「はいはいメリークリッスマーース」
僕「プレゼント送ってくれてありがとね。ホストファミリー喜んでるよ」
母「よかったわー。お父さんのセンスはどうだった?」
僕「なんか直接お礼言いたいみたいだから代わるね」
母「え!?」
キ「シュウのお母さんきれいな英語話すのね」
ボ「本当に日本人か?おまえ実はハーフだろ?」
僕「母は日本で英語塾の先生をやってるんですよ」
ボ「なるほど。それでシュウも英語がしゃべれるようになったのか」
僕「そうかもしれませんね」
キ「じゃああなたのお母さんには本当に感謝しないとね。」
僕「どういうこと?」
キ「だってお母さんの教えがなかったらきっとシュウは今ここにいないもの」
ア「シュウのお母さんアリガトー」
ボ「アリガトー」
僕(わ、わらっちゃだめだ、こらえるんだ)
トム「……グッモーニング」
キ「なにがモーニング(朝)ですか。すっかり日が昇ってるわ」
ボ「よく帰ったなトム。ちゃんとあとで報告するんだぞ」
ト「オッケーボス」
レ「……」
※レベッカが僕の後ろに隠れました
ア「どうしたのレベッカ?トムだよ、覚えてない?」
レ「トム……?」
ト「最後にあったのはレベッカがまだこんなに小さいころだっけ」
キ「あらあら……また折り紙が必要?」
ア、ボ、&僕 wwww
ト「なんのことだい?」
あと定番の名前だと友達とかとかぶったりしないの?
お、よくキャサリンってわかったね
僕が行ってた時はキラキラネームかどうかはわかりませんでした
なにせ世界中から留学生が来てていろんな名前の人がいましたので
ト「トーサンにはワニの頭の剥製」
ボ「お、おう……」
ト「カーサンには天然石でできたフーチ(振り子)占いに使うんだって」
キ「まあ、きれい」
ト「アレックスにはパピルスに書かれた象形文字。なんか漫画みたいだろ?」
ア「ありがと、ニーサン」
ト「レベッカは何喜ぶかわからなかったから、はい、チョコレート」
レ「サンキュートム」
ト「さてお客人には何かあったかな……?」
僕「僕はトムにプレゼント用意してあるんだ」
ト「え?何で俺が帰ること知ってたの?エスパー?」
キ「あなた紳士おじさんと連絡とってるでしょ」
ト「ああ、おじさんから漏れたのか」
僕「はい、これどうぞ。世界中をまわってるって聞いたので旅行グッズを……」
ト「ハッハッハ!なんだいこのアイマスク?目が描いてあるぞwww」
ト「君、なかなかセンスあるね。そんな君には特別なカードをプレゼントしようじゃないか」
僕「特別なカード?」
ト「ただしこのカードには一枚一枚危険なものが封印されている。だから決して人がいるところでは開けちゃダメだ」
僕「ええ!?」
ト「気をつけてくれよ。おまえだから譲るんだからな」
※その夜こっそり開けてみたところ、それは白人女性のヌードトランプでした
レ「ねえシュウ。どうしたらトムと仲良くなれるかしら?」
僕「レベッカはトムのこと何か覚えてないの?」
レ「なんとなくお兄ちゃんがいた記憶はあるのよ?でもあのトムは記憶の中のお兄ちゃんと全然違うの……」
僕「記憶ってとても曖昧なものだからね……」
レ「お兄ちゃん……」
キ「これが当時のアレックス。裸で海に飛び込んでいったわ」
ア「か、母さん!何勝手にシュウに見せてんのさ!!」
キ「あら、いいじゃない。こどものころの裸なんて見られても問題ないわ」
ア「それは母さんが決めることじゃないだろ!?」
キ「こっちがトムよ。かっこいいでしょ?」
ア「トムは学校でモテモテだったんだよ」
キ「それでこっちの赤ちゃんがレベッカよ」
僕「……あ」
僕「トム!入って良いかい?」
ト「お?少年か、入れよ」
僕「ねえ、厚かましいお願いかもしれないけどさ」
ト「ん?行ってごらん」
僕「そのヒゲそっちゃわない?」
イッチの行動力すげぇな…
あと、鳥山明のサイン入りのDBの原書1巻なんて、日本ですら数えるほど、海外で持ってる人なんて、一般人ではアレックス位かもなあ。
希少性て意味では、国宝級の贈り物だw
近所で鳥山先生がいるっていうのはかなり有名で、僕も何度もスレ違ったけど声はかけられなかったんだ。
それでサイン欲しーなーとかいってたのをうちの父親が覚えてて、誕生日にもらってきてくれたんだ
一番行動力があるのは僕の父親でファイナルアンサー
キ「まあ、トム!あなたそんなにかっこよかったのね」
ア「すごい!10歳は若返ってるよwww」
ト「中東に行く時はヒゲがあったほうが便利なんだけどな……」
僕「絶対そっちの方がかっこいい。それなら日本でもモテるよ」
ト「お、じゃあ次は日本に行ってみようかな~」
レ「……トム?」
ト「よう、レベッカ。おに―ちゃんだよー」
レ「こっちのほうが100倍かっこいいわ」ギュッ
ト「ただいま」ギュ
様々なウインタースポーツに連れて行ってもらうのですが、ダンスに引き続き才能がないことが発覚
それ以外は実にほのぼのとした休みだったので割愛しようと思います。
アメリカ映画風
そういう生活してるとそんな言葉使いになっちゃうのかな?
できるだけ英語のニュアンスを残して翻訳してます
英語をしゃべる人なら「あ、これひょっとしてこんなこといってたのかな」
とわかる程度に英語っぽさが残されてます
なるほど~。
会話の文章を物凄く楽しめてるのは
それのおかげでもあるね!
読んでてニヤニヤが抑えられんわw
そういうコメントが良い励みになります
書いてると「これ面白いのか?」って疑心が暗鬼を生んじゃって
疑心暗鬼にならないでも、どのエピソードも面白いですよ!
ありがとうございます
貴重な体験をされているようで羨ましい限りです。
自分もアメリカ人の友達が欲しくなりました。コミュ障だけど。
日本語でコミュニケーション下手な人も、英語だとうまくなることがありますよ
興味を持ったらぜひ挑戦してみてください
ディズニーワールドは行ったみたいだけど。
グランドキャニオンとか自由の女神像とかそう言う観光名所みたいなとこは
行ったの?
自由の女神、グランドキャニオン、ラスベガス、ナイアガラの滝
NY、イエローストーン、大統領の顔岩、ボストン美術館……
基本ホストファミリーに連れて行ってもらいました
アレックス以外の友達とは主に
どんな話しているのか知りたい
>>936
友達のグループがいろいろあって、最初の3ヶ月、大学に入る前の語学研修の友達
大学の寮の友達
日本人生徒会(JSA)を通してできた友達
同じクラスの友達
現地のオタク友達など、
友人によってしゃべることは様々です
※これは結構良くあることらしいのですが、外国語を話す人はその言葉を話す間だけ
別の人格のようになることがあるそうです。例えば日本語を使う時はおとなしいのに
英語をしゃべる時は社交的など。
僕はその典型例で、日本人としゃべる時はかなりおとなしくなるようです
だからアメリカ人がその様子を見ると「おまえいじめられてないか?」と心配してくれますwww
>>943
アメリカの正月は正直何もありませんでしたwww
クリスマスというイベントが大き過ぎてその惰性で新年を迎えます
歌にもありますよね
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
And a Happy New Year.←このついで感