【衝撃事実】女性自衛官とのセ●クスした結果・・・

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277 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:41:44 ID:/3bHaWMM0
野糞をしなければならないのは、気の毒な気もするが女性も同じことである。風紀上の問題があるから、野郎どものとはかなり離れた、反対側に穴を掘り、厳重に囲いをしたりする。
わが中隊のようにWACが1人しかいなくても、WAC専用の便所を作っておかなければ、もしも破廉恥な事故がおこった時に具合がわるい。そこで、集められた野郎どもは、主力の便所を掘りついでに、WACの便所も掘る。
それが、野郎どもには屈辱に感じられるのである。
なんで俺たちがあの高慢ちきで生意気な、俺たちより階級も下のブスのトイレ掘らされるんだよ。
そういう気持ちである。

278 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:42:45 ID:/3bHaWMM0
今朝、中隊の便所がほどほどに埋まってきたので、新たに便所掘りを言いつけられた2~3人の中に高橋という士長がいた。声高に
「なんで俺が山本の便所掘るんだよ。クソもしねぇような顔しやがって、ガバガバのクセによ、どうせアイツ大糞すんだぜ、仕事しろよなクソWAC」
などと言ってなかなか作業に取り掛かろうとしないのを見ていた私は、掘る便所がどうとかいうより、命ぜられたことを不満を飲んででも実行しようとする気概がないことに腹が立ち、いきなり高橋の膝の裏あたりを10回ばかりも蹴り付け、怒鳴ったのだ。
私もWACの便所掘りなんかいやだ。しかし、しなければならないことは理屈に合おうが合うまいがする。それが自衛隊だ。私は高橋の首をつかみ、引きずるようにして裏の林に連れて行き、高橋が見ている前で私自身がWAC便所を掘った。他の士長1士もゾロゾロとついてきた。
私が便所を掘るのを、高橋はボンヤリと眺めていた。それが私のカンによけいにさわった。中隊本部前に連れて行き、いきなり配食台に高橋の顔を打ち付けてやったのだ。「コラ高橋。陸曹にWAC便所掘らせて、オマエはボヘ~っと見てるだけかい。ああ!」

279 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:43:53 ID:/3bHaWMM0
中隊の陸曹たちは、私より上の者も下の者も、あ~ぁ、また始まったぜ、田中は癇癪モチだからな、程度の目つきで、薄ら笑いを浮かべながら私のすることを見ている。誰が見ても高橋が悪いので、当時はこの程度のことなど問題にもならなかった。
その一部始終を中隊CPから見ていた、と山本は言ったのだ。中隊CPを片付けたり、中隊長にお茶を出したり、こまごまと用事をしていたらしい。
「私、高橋士長、イヤなんです。」
「ん」
「忘年会で絡んできて、ラブホへ押し込もうとしたり」
「・・・」
「イヤですって言ったら、今度は、私の悪口言ったりするし」
見ると、悔しそうな顔をして、ちょっと目が潤んでいる。

280 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:44:49 ID:/3bHaWMM0
「なんかされたのか?」
「いいえ」
「そうか、そんならよかった」
山本が体を寄せ、私の肩に頭をもたせてくる。しばらくそのままにさせておいたが、もう夜もふけ、2400(24時)になろうとしている。
私は少し考えて言って見た。
「お前、俺の彼女になれ」
「・・・えーっ」
「いやか?今度デートしようぜ。代休で。」

281 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:45:29 ID:/3bHaWMM0
「あはは、なんですかそれー。いいですけど。」
「そうしたら、中隊で文句言うヤツいなくなるだろ?」
「わー、班長ジャイアンみたい。」
「お前もとりあえず安心できるだろ、そしたら。」
「・・・あー、そういう意味ですかー・・・。」
私の顔を大きい目でじぃっと見る。
確かに、当時の私は、若くはあったが、中隊の幹部や年配の陸曹からも、ほとんど文句を言われたことがなかった。仕事をちゃんとしていたことと、私がやかましいたちで、間違っていることを見つけると、青臭い正論を振りかざして小隊長や付准尉にまで噛み付いたので、
少しけむたがられていたのだと思う。タテ社会は慣れれば気楽なもので、私の中隊には私の「同輩」というものがあまりおらず、同期もいなかったので、横並びを気にすることもあまりなかった。私が自然にすることがそのまま、私の地位役割になった。

282 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:47:23 ID:/3bHaWMM0
この教え子も、そんな調子でなんとか保護してやれるだろう、そう思った。
「班長って優しいんですね」
「・・・」
「班長、私、好きですか?」
「おう。好きだぞ」
「そんならよかった。私も班長好き。えへへ」
私たちは辺りを見回し、身づくろいをしてその場を去った。
長かった演習が終わり、機材の整備が済むと、制約がなければ交代で演習中の土日の分の代休を取る。木曜日・金曜日と代休になり、土・日とあわせて4連休になった。

283 :田中エライ ◆ERAI.FezHQ :2005/10/10(月) 17:49:53 ID:/3bHaWMM0
自衛隊は一定の基準で駐屯地内に人を置いておくきまりになっているので、代休だからといって無条件に外出できるとは限らないのだが、運良く4日とも外出できることになった。それで、木曜日に私は山本と遊びに行く約束をした。
しかし、無粋な私はここでも困った。私も20台ではあったが、山本はついこの前まで18歳だった19歳である。自衛隊で煮しめたような当時の私が休みの日にすることというと、外出してパチンコ屋へ行き、飯食っていきつけのスナックやパブで酒飲んでカラオケ歌って帰る。
たまにはスナックのねえちゃんとセックスすることもある。そんなくらいだったからだ。小学生のような山本が面白がりそうなことを何も知らないのである。
結局、木曜の昼、何も考えないまま待ち合わせ場所に来てしまった。駅近くのマクドナルドの前である。