10分くらい眺めてて、お互い殆どしゃべらないでそのままボーッとしてた。
流星もみれたりして、もうテントに帰ろうかなって言おうと思ったら友達が「おい」って小声で話しかけてきた。
友達が湖の真ん中の方指差してた。
俺はほとんど空をみてたから、湖の方に目をやった。
そうしたら湖の中に黒い影があって、しきりに左右に動いてた。
その瞬間、何かヤバイものを見つけちゃったてのが瞬間的に分かった。
本気で背筋がゾクッとした。
影は湖の真ん中くらいのとこから、細長く伸びてて、左右に激しく揺れてた。
「あれ人じゃね?」って友達がいってたけど、こんな夜中に湖に入る人がいるわけ無いと思った。
明らかに見ちゃいけないものだと持ったけど、なぜかすぐに立ち去ることもできなくてその影を凝視してたんだけど、その影は明らかに湖から上半身だけだしてコッチに向かって手を振ってた。
しかも、片手だけで手を振ってたんだけど、異常に腕が長くて明らかに普通の人間じゃなかった。
そこから俺が凄い怖くなって、このままテントで寝れる気がしなかった。
友達も怖がってはいたけど、俺が車で今すぐにこのキャンプ場を出ようって言っても、友達は「酒飲んだし、帰りにキャンプ場の受付で退去のチェックもし無いとダメだから」とか言ってこのまま泊まろうって言い出した。
この時は本当に怖くて、マジで勘弁してほしかった。
それから、俺たちは同棲を始めた
お互い一人暮らしだったので、共同生活に慣れるのには時間がかかった
俺の歯ブラシを勝手に使って喧嘩になったり、テレビのリモコンを奪い合ったり。
だけど、それでも俺は幸せだった
あいつと一緒に同じ時間を過ごして、一緒に笑ったり、時には喧嘩をしたり。
昔から心の奥底で俺はそれを望んでいたんだ
俺は、ふと窓を覗きながら、感慨深い気持ちにふけってた
横に眠っているあいつの幸せそうな寝顔を見て、2人の未来図を妄想しながら
夜は静かにふけていった
人間ってのは普通あり得ないって事を体験すると恐怖を感じるんだけど特に暗い所なら尚更
強い恐怖を受けそれがトラウマになって暗い場所に行ったりすると不意にそのトラウマになったものを思い出し、その恐怖感から見えもしない幻覚を見る事がある、人間は恐怖には耐えられないからメンタル弱いと頭がおかしくなる
何が言いたいかと言うと1はもう死ぬ
>>104
マジでやめてくれ。
正直友達の話聞いてからめちゃくちゃ気が滅入ってる。
俺もマジで幻覚とか幻聴聞こえてきちゃうんじゃ無いかって不安。
>>105
性別とかは暗くてよくわから無い。
でも、体のサイズから考えて明らかに子供ではなくて、背の高い大人だと思う。
テントに戻って2人であれは何だったのか話してた。
お互いに絶対に霊だと思ってたけど、できるだけ他の可能性を模索してみることにした。
そこでまぁ、一番あり得るのは俺もそいつも酒飲んでるし、風に揺られてる植物かなんかを見間違えたんじゃ無いかってはなしになった。
怖いけど、俺たちはお互い話をしながら朝まで寝ずに粘る事にした。
揺れてると思ってたのは、腕の動きで体は揺れてはなかったと思う。
余計わからんw
腕が揺れながら振ってるように見えたってこと?
腕を振ってる姿が、最初は棒状のものが左右に揺れてるように見えたんだ