366: イッチー・ブラックモア@\(^o^)/ 2016/11/28(月) 22:46:44.00 ID:fuLAD+3O.net
俺は黙って親父の話を聞くだけだった。涙は流れ続けた。
親父「…なあ、俺にもギターを弾いてくれよ」
親父は突然言い出した。
俺「え?」
親父「先生、すげえだろ?昔はもっと怖かったんだがな」
親父「まあいい、とにかくやってくれよ」
親父は俺のギターを勝手に持ってきて俺につきだした。
親父「何でもいいさ。ほらブルースとかしてくれよ」
親父「…なあ、俺にもギターを弾いてくれよ」
親父は突然言い出した。
俺「え?」
親父「先生、すげえだろ?昔はもっと怖かったんだがな」
親父「まあいい、とにかくやってくれよ」
親父は俺のギターを勝手に持ってきて俺につきだした。
親父「何でもいいさ。ほらブルースとかしてくれよ」
368: イッチー・ブラックモア@\(^o^)/ 2016/11/28(月) 22:50:41.15 ID:fuLAD+3O.net
ブルースなんか歌えない。でも歌えというなら俺は歌う。簡単なブルースだ。ジジイにも全く届かない腕前だけど、全く届かない声色だけど、俺は歌うと決めた。
俺「…あ、じゃあ…ヘイ・ジョーってやつ」
親父「ジミヘンか、いい趣味じゃん」
ジャラーン
二人して泣く。親父はいつの間にか母さんの写真を持ってた。俺はヘイ・ジョーを歌った。五十鈴が最初に教えてくれたジミヘンの曲だった。
それから五十鈴にも説明した。ジジイは旅に出たことを。五十鈴はそうとだけ呟いて顔を背けた。
俺「…あ、じゃあ…ヘイ・ジョーってやつ」
親父「ジミヘンか、いい趣味じゃん」
ジャラーン
二人して泣く。親父はいつの間にか母さんの写真を持ってた。俺はヘイ・ジョーを歌った。五十鈴が最初に教えてくれたジミヘンの曲だった。
それから五十鈴にも説明した。ジジイは旅に出たことを。五十鈴はそうとだけ呟いて顔を背けた。