借金を抱え苦しい生活をしていた母子を励まし続けた「一杯のかけそば」の話しが心に響く・・・

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カウンターの中で、聞き耳を立てていたはずの主人と女将の姿が見えない。

カウンターの奥にしゃがみ込んだ2人は、

1本のタオルの端を互いに引っ張り合うようにつかんで、

こらえきれず溢れ出る涙を拭っていた。

「作文を読み終わったとき、先生が、淳くんのお兄さんが

お母さんにかわって来てくださってますので、ここで挨拶をしていただきましょうって……」

「まぁ、それで、お兄ちゃんどうしたの」

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