10数年以上前の話だが、当時入社した会社の研修が衝撃的だった。
長文、下手な乱文で申し訳ない。内容上、フェイクを大量に入れて書きます。
今思えば最初から変だった。
ド田舎の山奥の会社だったんだが、
面接を受けてから半年後いきなり「研修のお知らせ」が届いた。
内定通知も無かったんで、思わず学校の就職課の人と
「イタズラですかね?」と顔を合わせてしまった。
まぁこの不景気だ
受かったもんは有難ぇと研修に参加したが、これが大きな失敗だった。
季節は真冬。集まったのは高卒の未成年含む、20人くらいの新卒。
自分たちは大雪が降る中、
全く知らない県の山奥のなんとか青少年の家みたいな施設に連行された。
建物の裏は断崖絶壁で、誰かが「火サスww」「アルカトラズww」と悪ふざけしてた。
研修を預かってたのは、映画に出てくるオークみたいな
限りなく球体に近い体格のおっさんを筆頭に、他数名の社員のおっさんズ。
本当に球体なんで、普通に座ってても
「ふんぞりかえってる」ようにしか見えない。
いよいよ研修開始。
まずさせられたのが土下座の訓練。
“社会に出たらアタマを下げなきゃならんこともある”という名目で、
壇上でふんぞりかえるオークに向かって集団で
「申し訳ありません!」と大声で繰り返し繰り返し叫びながらひたすら土下座をさせられた。
「声が小さい!」と怒号が飛びかう中ひたすら土下座土下座土下座。
これあかんやばいとこに来てしまったと後悔した。
しかし、自分より30~40も下の若造を集めて眼前で土下座させるってなんだよ。
話それるが、これをまとめている時に
某ヒット小説を途中まで読んだんだが、
その中で取引先に土下座を強いられたキャラクターが
「うちの品はそんな安い品じゃねえ」と土下座を突っぱね、
切り抜けるという爽快なシーンがあった。
不手際で安易に土下座するって、
人間性を軽視してる以前に、
自社の商品に自信がないから安易に非を認めたって事だよな。
なぜあの会社は、まず何よりも真っ先に、
失敗した時の最悪の対処法などというネガティブな事から教えたんだろう。
最初に、自分達の仕事の自信をもて、とか、そういう事から始めなかったんだろ。
あ、この小説まだ途中までしか読んでないのでピンときた人ネタバレ禁止でお願いします。
話戻します。
他にも、なぜかただの握手することをこの会社では
「出会い」と呼び、一種の儀式としていた。
続きは次のページから!!