141: :2008/06/17(火) 10:32:13.10 ID:
赤松が「志村あとはヨロシク!」と言って会議室を出て行った。
さて、なにをお手伝いすればいいのだろう?
俺は志村に
「すみませんVPってなんでしょうか?」と尋ねた。
その瞬間、志村の顔色が変わった。
「VPぃぃぃ??そんなことも分からんのか君は?」
さっきまでの気さくな志村はどこにもいなかった。
何か汚いものでも見るような目つきで俺を見下ろし。
「ビデオパッケージ」とだけ言った。
そのビデオパッケージも意味不明だ。
俺は正直ビビった。
世の新入社員は皆こんな感じなのか?
だって新入社員だ。
全ての言葉が理解できるわけがない。
それとも俺が勉強不足なのか?
俺は急に志村に話掛けにくくなった。
142: :2008/06/17(火) 10:34:13.52 ID:
なかなかリアルな描写だな
こんな奴いるわ
143: :2008/06/17(火) 10:34:18.98 ID:
嫌なやつだなぁ
144: :2008/06/17(火) 10:34:44.69 ID:
ちょっと待ってくれ
隣人のまりあたんからからだいぶ離れていってるんだが
この流れだとVPのモデルがまりあたんとしか思えない
146: :2008/06/17(火) 10:42:07.12 ID:
ちょっと待て、渡辺はかわいいのか?
147: :2008/06/17(火) 10:43:12.23 ID:
>146
渡辺は俺の嫁
149: :2008/06/17(火) 10:43:51.19 ID:
それでも勇気を振り絞って声を掛ける。
「あの・・・志村さん。僕は何をすれば・・・」
完全にビビっていた。
どんな言葉が飛んでくるのか?
それが恐怖になっていた。
学生時代なら一瞬でボコボコにしていたような
小デブが社会で怖いのだ。
「これ。今回の台本。読んで」
ドサッと置かれたのはA4のコピー用紙をクリップで束ねたものだった。
これが台本というものか。
俺はそれに目を通した。
日本語なので理解は出来るが
本当の意味での、業界的な意味での理解はモチロン出来ない。
俺は一通り目を通してから
「読みました」と志村に声を掛けた。
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