「こっち系は興味あります?」
そういって右手に持っていたのは
なにやら美少女?のアニメのDVDだった。
「いや。ごめん。全く無い」
俺は即座に答えた。
なにそれ?とでも言おうもんなら
どんな説明を受けるか容易に想像できる。
「二宮さんは・・・。そうでしょうね。フヒヒ」
フヒヒの意味がよく分からない。
そういうと油田は収納の奥をゴソゴソと探り
1つのダンボール箱を出してきた。
「これ貸しますよ。」そういってダンボール一杯に入った
「はじめの1歩」を俺に渡した。
「50巻くらいまでありますよ」
そんなことより新田さんの話は??
105: :2008/06/17(火) 09:15:58.85 ID:
「返すのはいつでもいいんで」
そういって油田はニヤリと笑った。
これ以上ここにいても新田さんの話は聞けそうにない。
それならばサッサと本を借りて退散したほうが得策だ。
「ありがとう。それじゃ。お邪魔しました。」
俺はダンボールを抱えてそそくさと油田の部屋を後にした。
この日を境に俺と油田の距離が急速に接近していく。
しかし、この時の俺にそんなことを知る由も無かった。
106: :2008/06/17(火) 09:17:12.73 ID:
VIPにありえない程の反応の無さww
読者も少ない様子なので少し休憩します。
スレがあったらまた書きますね。
107: :2008/06/17(火) 09:19:19.38 ID:
>>106
頑張れよーww
108: :2008/06/17(火) 09:20:16.97 ID:
続き気になる
しかもバッドENDなんだろ
誰が悟なんだよ
あと新田はヲタなんかよ
112: :2008/06/17(火) 09:23:03.92 ID:
油田はカイジの眼鏡の裏切り豚でおk?名前忘れた
119: :2008/06/17(火) 09:54:21.54 ID:
第4章 社会という厳しさ
その日から2~3日は新田さんにも油田にも会うことは無かった。
マンションにおいて隣近所の付き合いといえば
案外そんなものかもしれない。
続きは次のページで!