兄貴は元々役者を目指していて、俺が大学の時に全く金がなく、昔からよくその言葉を言っていた。
だが、兄貴は無駄なプライドとかもなく、そういうことをすんなりいうし、
俺が金持っている時もビール以上のねだりはなく、一回も苛ついた事はなかった。
兄貴もそれを分かったうえでの発言だった。久しぶりの害の無い人間だと思い
ホットした瞬間に涙がでてたら、兄貴が
「お前お金無いらしいから今日はお兄さまがおごってあげようと思って来てやったぞ。」
と横に隠し持っていたビールと兄嫁が作ってくれた料理を出してくれた。
兄嫁が出してくれたのは俺が一番好きだったカレーだった。
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