「圭ちゃん…今の圭ちゃん見てたら昔に戻ったみたいに感じたよ」
私は一瞬「え?」と思いましたが
「でも俺は消し去りたくても記憶は消せない、許したいけど自分に自信がないよ
やっぱり辛いけど別れよう」
私は無我夢中でした
「お願い…もう一回だけもう一回だけ私を信じて…絶対にもう裏切らないから
お願いします…」必死に懇願しました。
真一も悩んでいたようです。でも
「圭ちゃん一度こうなったからにはやっぱり元には戻れないよ。
今の圭ちゃんならまた誰か好きになってくれるよ」
私は真一に好きになってもらいたい許してやり直して欲しいという言葉を
必死に飲み込みました。
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