「圭ちゃん、真理ちゃんに失礼なこと言うなよ
俺とは何にもないって言ってるじゃないか」
真理も「私と信一君は何にもないよ、圭子しっかりしなよ…」
私は自分のした事も忘れ今目の前にいる
真理が私から信一を奪う人間にしか見えなかった
冷静な判断が出来ないほどの飲酒と罪悪感で
自分で自分の気持ちを制御できなかったのです。
真理はこのときの私は今までと同じ人間だとは思えなかったと言います。
ここから先は私の記憶もかなり曖昧なのですが
逆上した私は真理に
「もういいから!お願い真理帰って…お願い」最後は泣きながら
叫んでいたように思います。
「圭ちゃん!いい加減にしろ!自分のやったこと分かってんの?
真理ちゃんの彼氏と浮気したのは圭ちゃんだろ!俺だって…」
と私を睨みながら信一は言いました。
私はそのときの顔だけは今でもはっきり憶えてます。
悔しそうな悲しそうななんともいえない顔です
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