私はそのまま何もする気が起きず、朝会社に体調不良でしばらく休むと告げ
しばらくあの晩のことを思い出しては一人泣いていました。
休んで三日目の夜、チャイムが鳴った
私はひょっとして信一かも?と思いましたが
そんな訳ないかと思いしばらく出ませんでした
しかし扉を叩く音が聞こえ声が聞こえてきます。
「圭子いるんでしょ?」真理の声でした
私は扉を開けました。心配そうにこちらを見る真理がそこにいます。
私はこのとき初めて真理に心のそこから「ごめんなさい」と言えたと思います。
しばらく私が黙っていると、真理が
「お腹すいてない?」とコンビニで買ってきたお弁当やおにぎりを出してくれました
私は食欲がなかったのですが真理に悪いと思い食べました。
真理はしばらく黙っていましたが、意を決したように話し始めました
「圭子…もう信一君のことは諦めた方がいいよ。圭子も悪い事したことは分かってると思う
これ以上信一君を苦しめることは止めたほうが良いよ…
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