バイト先は地域の特産品を扱う個人商店。レジ打ちと地方発送の梱包を担当する事になった。
初日に帰ってきた時の顔が楽しげだったから続けられそうだなと安心してたけど、
二日目の夜部屋来ていきなり「…足、痛い。」足の裏痛いし、ふくらはぎはもっと痛いと。
運動の経験無い彼女にいきなり六時間立ちっぱなしは苦痛だったらしく。珍しく弱音吐いた。
それが何か嬉しかった。隠して我慢して溜め込んでる事も色々あったと彼女の友達に聞いて。
お婆さんに心配かけまいとするのは解る。けど俺に相談しても無駄と思われてたら嫌だなと。
少しは役立てそうな事柄だったからだろうけど、それでも頼りに思ってくれてるのは嬉しかった。
「風呂入って、マッサージして、湿布張って朝まで様子見よ。」頷く彼女を一度風呂に帰らせて。
マッサージと行っても当然専門外だし知識もなく。病棟で頼まれてちょっと揉んだり、
リハビリ室に行った時に少し習った程度。普通に素人。いざ俯せに寝る彼女前にすると躊躇した。
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