「すみまんせんでした」
「こいつも悪気があったわけじゃないんです」
「許して下さい」
なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだって思いながらも、必死に謝ってた
最初の方は俺も胸ぐら掴まれたり、突き飛ばされたりもしたけど、それでも必死に謝って土下座までした
ずっとそれをしてたら、最初にナル男の胸ぐら掴んだ兄ちゃんが「もういい」って言ってきた
その言葉で、他の族の兄ちゃんがぞろぞろと離れて行って、最後に兄ちゃんが「お前に免じて許してやるよ」って俺の肩叩いて言ってきた
俺、その人にまた必死にお礼を言った
それで、ナル男の方にいったら、ナル男はガクブルしてた
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