嫁はさらに続ける
「この人ね!!アンタのことなのに、この人にとってまったく関係ないのに、必死に謝ってたんだよ!?
体中震わせながらビビりまくって、今にも泣きそうな顔になって、それでもアンタのために謝ってたんだよ!?
アタシがホレたのは、そんなことが出来るこの人だけ!!アンタみたいなクズなんて眼中にないんだよ!!」
なんか、俺の方が凄まじく恥ずかしくなってきてた
周りから見ても、やっぱそんな感じだったのかぁ・・・みたいなこと考えてた
片やナル男は、シュンとしてた
それからすぐ、ナル男はバイトを辞めた
それからナル男がどうなったのかは知らない
一方俺は、俄然火が点いた嫁に毎日のようにアタックをかけられ、根負けして付き合うことになった
・・・とは言っても、彼女いない歴=年齢だった俺がきっちり嫁をエスコート出来るはずもなく、毎回嫁が俺を連れまわすような感じになってた
その中で、散々嫁に言ったことがあった
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