憧れの1人暮らしで隣人に恋した…その後、衝撃の展開が待ち受けていた!

【PR】Akogare


267: :2008/06/17(火) 14:27:43.85 ID:

時計を見る23時30分前。
常識的に考えてもう無理だ。
絶対確実に無理だ。万一代理店の人間がいたら、怒り狂っているはずだ。
どうやって謝ればいいのだ?肺が痛い。
電車を降りてからずっと走りっぱなしだ。ウチの会社から代理店までは走って5分の場所だ。代理店の入っているビルに到着した。上を見上げる。
代理店の入っているはずのフロアの電気は消えている。
玄関のドアを開けようとしたが開かない。
ビル全体がロックされていた。

268: :2008/06/17(火) 14:28:18.94 ID:

俺は財布をあさった。
確か代理店の人間に貰った名刺があるはず。見つけた。俺は急いで代理店に電話を掛けた。真っ暗なフロアを見上げながら・・・。何度も何度も掛け直したが、とうとう電話は繋がらなかった。筆舌にし難い感情が全身を襲う。
俺はその場に跪いた。
目には涙が浮かんだ。明日が見えなかった。