その1時間後に、父親から怒って電話が掛かってきた。
「お前は外道か」
「土下座して妻に謝れ!」
と。俺は、
「勝手に家出した妻が悪い」
と電話を叩き切った。
すると妻の携帯から電話があった。
詫びの電話か、と思って出ると妻でなく母からだった。
母の声はいつもの
陽気さは無く平坦な声だった。
母は言った。
「妻が赦さなければ親子の縁を切り、妻と養子縁組する」と。
「育て方を間違えた」
とも言った。
その後に、妻と電話が代わった。
妻は、正直あなたがもう怖いと言った。
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